吸血鬼との世界
〜美鈴side〜
私は今、これから住む寮に来た。
うん、寮に来たはずなんだけど…
「ナニコレ…」
「何って、寮だろ。寮に案内するって言っただろ?」
どう見ても外観がホテルなんですけど。
そう、寮と言われ連れてこられた建物の外観はどこぞの高級ホテルような美しい外観。
セレブな方々が泊まりそうな格式高そうなホテル。
そんなとこが寮です言われても信じられない。
「ま、中入ればわかるから行くぞ」
そう言って入口に端末をかざして中に入った。
中に入った途端、大きなシャンデリアが中央のとこにあった。
その奥にカウンターがあり、何人かの人がいた。
「あそこのカウンターでまず入寮手続きだ。今日対になったから、手続きが必要なんだ」
なるほど。
とりあえずカウンターに向かい、零夜がスタッフらしき人に話しかけた。
「すいません、こいつの入寮手続きお願いします」
「かしこまりました。学年とクラスをよろしいでしょうか」
「はい、1年2組です」
「確認しました。1年2組月下美鈴様ですね。犬飼零夜様の対でございますね」
「はい、そうです」
対という単語にまだ慣れないけど、離れられない唯一の存在。
零夜のことまだなにも知らないけど、徐々に知っていこう。
これからお互いを知ればいいんだ。
でも、零夜のこと、ちゃんと好きになれるのかな?
対ってことは、言ってしまえば彼氏みたいな感じ…なんだよね?
零夜は多分私のことをそう見てる、、はず。
多分。まだ分からないけど、対ということは、そういうことなんだろうと思う。
「それでは、月下美鈴様、お持ちの端末にルームキーを入れさせていただきました。端末を部屋に入る時にかざしておはいりくださいませ!」
「ありがとうございます」
「じゃ、部屋行くぞ!」
「うん」
私は今、これから住む寮に来た。
うん、寮に来たはずなんだけど…
「ナニコレ…」
「何って、寮だろ。寮に案内するって言っただろ?」
どう見ても外観がホテルなんですけど。
そう、寮と言われ連れてこられた建物の外観はどこぞの高級ホテルような美しい外観。
セレブな方々が泊まりそうな格式高そうなホテル。
そんなとこが寮です言われても信じられない。
「ま、中入ればわかるから行くぞ」
そう言って入口に端末をかざして中に入った。
中に入った途端、大きなシャンデリアが中央のとこにあった。
その奥にカウンターがあり、何人かの人がいた。
「あそこのカウンターでまず入寮手続きだ。今日対になったから、手続きが必要なんだ」
なるほど。
とりあえずカウンターに向かい、零夜がスタッフらしき人に話しかけた。
「すいません、こいつの入寮手続きお願いします」
「かしこまりました。学年とクラスをよろしいでしょうか」
「はい、1年2組です」
「確認しました。1年2組月下美鈴様ですね。犬飼零夜様の対でございますね」
「はい、そうです」
対という単語にまだ慣れないけど、離れられない唯一の存在。
零夜のことまだなにも知らないけど、徐々に知っていこう。
これからお互いを知ればいいんだ。
でも、零夜のこと、ちゃんと好きになれるのかな?
対ってことは、言ってしまえば彼氏みたいな感じ…なんだよね?
零夜は多分私のことをそう見てる、、はず。
多分。まだ分からないけど、対ということは、そういうことなんだろうと思う。
「それでは、月下美鈴様、お持ちの端末にルームキーを入れさせていただきました。端末を部屋に入る時にかざしておはいりくださいませ!」
「ありがとうございます」
「じゃ、部屋行くぞ!」
「うん」