吸血鬼との世界
二人だけの時間
<休暇>
最初は来週までという話だったけど、これを機に旅行に行くことにした。
場所は犬飼グループの零夜のみ入れる旅館で、地図にも、ネットにも載ってない完全プライベートホテルがあるらしく、
そこで数週間休むことにした。
このホテルは客室が一部屋だけあり、フロント、食事会場などがある塔まではすごく遠く、客室の周りは木々が多い茂っていて、
上空からもなかなか見つからないホテルになっていた。
ホテル全体も森に囲まれていて、やはり上空からは認識されないようになっている。
ほんとに秘境にある極秘ホテルだ。
さっそくロビーでチェックインした(といっても、ここに人は誰もいないらしく、PCに入力しただけ)
ここはもともと零夜の個人所有ホテル(所謂逃げ場)らしく、代金は払わなくてもいいとのこと。
「ここは俺が一人になりたいときによく来るんだ。父さんも母さんもここのことを知らなくて、俺がすべて設計した
唯一の俺の憩いの場なんだ。犬飼グループの息子やってると周りからの目や、気苦労が多かったからね、
よくここで気が済むまで籠っていたんだ」
別荘もすごかったけど、ここはもっとすごい。
ほんとに『隠れ家』という言葉がふさわしい。
でも、客室はスイートルームのようにとても広かった。
隠れ家というだけあって、生活が普通にできるぐらいの設備は整っていた。
でも、別荘のように何部屋もあるというわけではなく、限られた数の部屋があるだけだった。
「ここの客室の周りは数十キロ圏内は森しかない。いるのは俺たちだけだ。
周りを気にせずいろいろできるね!」
なんか聞こえたけどスルーしておこう。
外には大きな露天風呂もあった。
森林浴しながら周りの目を気にせず入れる露天風呂は最高だろうな、あとでゆっくり入ろう。
「一応、冷蔵庫には必要な食材などは入れておいたから、気が向いたら色々作ろう」
「うん!!」
二人だけの時間を楽しみたいので、端末は電源を切って金庫にしまった。
持ってきたカバンなども現実を見てしまうため、クローゼットにしまった。
持ってきた服などはタンスに入れさせてもらった。
洗濯機があるというのを聞いていたので、そんなに多くは持ってこなかった。
これからほんとに二人だけの時間。
誰にも邪魔されない。
最初は来週までという話だったけど、これを機に旅行に行くことにした。
場所は犬飼グループの零夜のみ入れる旅館で、地図にも、ネットにも載ってない完全プライベートホテルがあるらしく、
そこで数週間休むことにした。
このホテルは客室が一部屋だけあり、フロント、食事会場などがある塔まではすごく遠く、客室の周りは木々が多い茂っていて、
上空からもなかなか見つからないホテルになっていた。
ホテル全体も森に囲まれていて、やはり上空からは認識されないようになっている。
ほんとに秘境にある極秘ホテルだ。
さっそくロビーでチェックインした(といっても、ここに人は誰もいないらしく、PCに入力しただけ)
ここはもともと零夜の個人所有ホテル(所謂逃げ場)らしく、代金は払わなくてもいいとのこと。
「ここは俺が一人になりたいときによく来るんだ。父さんも母さんもここのことを知らなくて、俺がすべて設計した
唯一の俺の憩いの場なんだ。犬飼グループの息子やってると周りからの目や、気苦労が多かったからね、
よくここで気が済むまで籠っていたんだ」
別荘もすごかったけど、ここはもっとすごい。
ほんとに『隠れ家』という言葉がふさわしい。
でも、客室はスイートルームのようにとても広かった。
隠れ家というだけあって、生活が普通にできるぐらいの設備は整っていた。
でも、別荘のように何部屋もあるというわけではなく、限られた数の部屋があるだけだった。
「ここの客室の周りは数十キロ圏内は森しかない。いるのは俺たちだけだ。
周りを気にせずいろいろできるね!」
なんか聞こえたけどスルーしておこう。
外には大きな露天風呂もあった。
森林浴しながら周りの目を気にせず入れる露天風呂は最高だろうな、あとでゆっくり入ろう。
「一応、冷蔵庫には必要な食材などは入れておいたから、気が向いたら色々作ろう」
「うん!!」
二人だけの時間を楽しみたいので、端末は電源を切って金庫にしまった。
持ってきたカバンなども現実を見てしまうため、クローゼットにしまった。
持ってきた服などはタンスに入れさせてもらった。
洗濯機があるというのを聞いていたので、そんなに多くは持ってこなかった。
これからほんとに二人だけの時間。
誰にも邪魔されない。