吸血鬼との世界
個室を出るとまた普通の壁だった。
ほんとにここに個室あるとは思えないよ。

「荷解きできたか?」

「うん、できた!」

「じゃあ、ちょっと買い出し行くか?必要なものとかあるだろ」

「そうだね、夜ご飯の買い出しとかも行きたいし!」

「え、作るのか?」

「うん、ご飯作った方が楽だし。昼のお弁当も作ろうと思って零夜の分も」

「手料理とか、めっちゃ嬉しいんだけど!」

「ならよかった。私、料理が趣味だから作れるの嬉しい!」

「じゃあ、まずはスーパー行くか!」

「うん」
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