吸血鬼との世界
「大丈夫か?美鈴」

「零夜、うん大丈夫だよ。ちょっとぼーっとしてた」

「疲れたか?」

「んん、何か不思議だな〜って」

「?」

「だって、私は普通の人間なのに零夜の対で、なんかこんな素敵な事が急に来て、私でいいのかなとか考えてた」

「俺は対が美鈴でよかったと思う。ギャルとかケバいやつだったら最悪だったよ」

「対ってキャンセルできないでしょ?もしケバい人だったらどうしてた?」

「俺の対は美鈴だけ、だからもしも〜とか考えねぇよ。今があるからそれでいい」

「ふふ、それもそうだね!私の対は零夜だけだし、その逆も一緒。生まれた時から結ばれた2人だもんね。特別だよ」

「あぁ、これから美鈴は俺が守るから、俺だけ見てればいいんだ。美鈴は」

「うん、ありがとう」

「ちょっとちょっと2人とも〜?今が親睦会の真っ最中だって忘れてない〜?」

「俺は美鈴だけと親睦を深めたい」

「え、えっと…」

「美鈴ちゃん、こいつに言ってやって?親睦会やろって!美鈴ちゃんの言うことなら聞いてくれると思うから!」

「えっ…多分聞かないと思うけど…」

「お願い!!!」

「零夜、親睦会参加しないの?」

男軍団(零夜以外)((可愛い))

女軍団(美鈴以外)((抱きしめたい小動物!))

「美鈴、お前なぁ…そういう可愛い顔他の男に見せんなよ」

「え?ちょ?」

「俺ら親睦会抜けるわ!また明日な」

「は?え?」

「また明日ね〜美鈴ちゃん」

親睦会は強制終了させられた。
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