吸血鬼との世界
入学式
俺の名前は犬飼 零夜 (いぬかい れいや)
ヴァンパイアだ。
この学園には初等部からいる。高等部の1年。
ここには俺の《対》になる人間を探しに来た。
昔からあるこの手首の模様と同じマークのやつを探している。
ヴァンパイアは鼻がとても効くが、ここにいないやつには意味無い。
匂いがないから多分まだ居ない。
今日は外部から新入生(人間)が入学してくる。
ここのヴァンパイアはそれを楽しみにしている。
なぜなら、人間は高等部からしか入れない。
もちろん初等部から入る人間もいるが、ごく一部。
だいたいそいつらは親が人間のハーフか、学園関係者だけだ。
だから【本物の人間】は高等部からしか入らない。
しかも、ここの入学試験はとても難しい(らしい)
ヴァンパイアは守るために入れられるからほとんど試験などはなく、面接などだけだが、人間は実力を見極めるため、様々な試験を行ってからの入学。
そのため毎年入学できる者は50人ほど。
今年も45人が入学だそうだ。
その中に俺の《対》はいるのかねぇ。
ヴァンパイアだ。
この学園には初等部からいる。高等部の1年。
ここには俺の《対》になる人間を探しに来た。
昔からあるこの手首の模様と同じマークのやつを探している。
ヴァンパイアは鼻がとても効くが、ここにいないやつには意味無い。
匂いがないから多分まだ居ない。
今日は外部から新入生(人間)が入学してくる。
ここのヴァンパイアはそれを楽しみにしている。
なぜなら、人間は高等部からしか入れない。
もちろん初等部から入る人間もいるが、ごく一部。
だいたいそいつらは親が人間のハーフか、学園関係者だけだ。
だから【本物の人間】は高等部からしか入らない。
しかも、ここの入学試験はとても難しい(らしい)
ヴァンパイアは守るために入れられるからほとんど試験などはなく、面接などだけだが、人間は実力を見極めるため、様々な試験を行ってからの入学。
そのため毎年入学できる者は50人ほど。
今年も45人が入学だそうだ。
その中に俺の《対》はいるのかねぇ。