吸血鬼との世界
そうこうしゃべってるうちに地点についた。
そこには係員さんが立っていた。

「君たちが見学者だね」

「はい」

「私はここの従業員の立花と言います。今からお二人に説明をさせていただきます」

「よろしくおねがいします!」

そう言って立花さんは施設内の注意点や設備についてのことなどについて説明してくれた。

「では最後に、館内の地図です。これを元に見学してください、館内には案内スタッフも多数おりますので、わからないことがありましたらお気軽にお声掛けください、腕に赤い腕章をつけてる者が案内スタッフですので。それから、16時に先ほどお二人がくじを引いたところにお戻りください、見学の終了となりますので。では、いってらっしゃい」

私たちは笑顔の立花さんに見送られ、施設内に入った。
< 34 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop