吸血鬼との世界
「でも、お前のほうがきれいだよ、美鈴。べたなことかも知んねぇけど、ほんとに俺はお前以外どうでもいいんだ。対だから云々の前に、一人の女性としてお前が好きなんだ。初めて美鈴に会った時に一目惚れして、そこから美鈴しか見えないんだ。そんなときに美鈴が俺の対ってなってもう嬉しくて」

こんなにも零夜は私のことを思ってくれてるんだ。

「私も、、零夜のこと、好き・・かも」

「え??」

「零夜が他の子としゃべってるとなんかもやっとするの、で気になってこないだ優花ちゃんに相談したら、それは恋だよって教えてくれて。で、わたし零夜のこと好きなんだなって!まだ出会ってそんなに経ってないけど、好きなんだなって!!」

「美鈴」

「不束者ですが、よろしくおねがいします!!」

「なんか、嫁入りのあいさつみたいだな」

「だ、だって言葉が思いつかなくて!!」

「美鈴らしくていいよ!よろしくな、美鈴、これからは彼氏として、そして対としてお前を守るから、何があっても死ぬまで離れねぇ、この命尽きるまで一緒に俺と歩んでくれ、美鈴」

「もちろん、喜んで!!」

この後、互いにキスをしてお互いを確かめ合った。
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