吸血鬼との世界
〜次の日〜

「じゃ、秋頼む」

「かしこまりました。零夜様」

秋と呼ばれた零夜専用の運転手さんに実家まで送って貰った。

黒塗りの高級車で。

目立つから普通のにしてと言ったらこれになった。
これがまだマシなやつらしい。
(他のはもっとお高いとわかるやつなんだろうな)

そうこう思ってるうちに実家に着いた!

一応インターフォン押した方がいいのかな…
でも実家だしな。

「ほら、お前が行かないと入れないだろう」

あ、そっか。

「うん」

玄関の扉を開ける

「ただいま」
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