吸血鬼との世界
少ししたらお母さんが来た。

「美鈴??体調はどう??零夜くんから聞いたわ」

「まだちょっと…」

「美鈴も決心するまで随分悩んだでしょ？頑張ったわね。ほら、お腹は空いてると思ってあなたの好きな中華おかゆ作ってきたわよ！」

「わぁ、お母さんありがとう」

「零夜くんは今お風呂入って貰ってるから、あ、おかゆ食べたらそのまま置いといても構わないからね！」

そう言ってお母さんは出てった。

〜美鈴side〜

はっきり言って反対されると思ってた。

大事な娘がヴァンパイアになったから。

でも、お母さんは私を受け入れてくれた。

お母さんの娘でよかった。

そのあと、お父さんや妹、弟も来てくれてみんな体の心配をしてくれた。
みんな受け入れてくれてうれしかった。

「美鈴」

「零夜！」

お父さんたちが出てった後、入れ替わるように零夜が入ってきた。

お風呂上がりの零夜はいまだになれない。
水も滴るいい男すぎる。
濡れた髪に赤い瞳がなんとも・・・。


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