吸血鬼との世界
〜入学式〜

すぐ体育館のような大きなホールでこの学園の理事長の話があった。
理事長はすごく綺麗な女性で、自分はヴァンパイアだと言っていた。
さすが共存する学校だ。
ヴァンパイアが普通にいてもなんとも思わない。

その後、司会の先生??からクラス発表があった。
中等部からの生徒も入れて9クラスあった。
私は2組だった。

そこからは案内でクラスの教室まで行った。

「皆さん、入学おめでとうございます。今日からこのクラスの担任の岸屋洋輔です。あ、俺は人間です。1年間よろしく」

岸屋先生は人間。
すごく明るい感じだ。

このクラスにはヴァンパイアと人間が半分ずつ入ったらしい。
先生の話によると、今年の人間入学者は45人。
それらを平等にクラス分けしたそうだ。
1クラスに人間は5人づつ入るそうだ、そこにヴァンパイアが6-7人入るらしい。
だいたい1クラス10人前後。
めちゃくちゃ少ない人数にとても驚いた!
高等部は少人数制のクラスになっているらしい。
これの、ヴァンパイアとに絆を深めるための学園の配慮らしい。
< 5 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop