吸血鬼との世界
準備が終わったらちょうど電話が来て、料理が出来たとのことで、1階にあるカフェに向かった。

食事全般は基本ここのカフェで取るらしい。

カフェと言っても、広い空間に大きなダイニングテーブルがあるだけ。

ほんとに食事をするだけの空間。

「お待たせいたしました。そうめんでございます」

出されたそうめんは私の知っているそうめんではなかった。
ガラスのレンゲに一口のそうめんが入ってて、その上にトマトと大葉が刻まれて乗っていた。

「つゆはジェルがかかっておりますので、そのままお召し上がりくださいませ」

そうめんとは?????

そうめんのほかにもさっぱり食べれる副菜が多々並んでいた。
どれもおいしかった。

「ごちそうさまでした!」

最後カフェから出るときに、シェフにそう伝えた。


ほんとにおいしかった!
とても満足!

「満足できたか??」

カフェを出てから零夜に聞かれた。

「うん、すっごくおいしかった!!とっても満足!!!!」

満面の笑みでそう答えた。

「それはよかった」

二人で部屋に戻っていった。
< 62 / 154 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop