吸血鬼との世界
着替えたら更衣室を出た。

零夜はもう着替えていて、黒の短パンに白いベストのような上着を羽織っていた。
遠目でもわかるイケメンさ。

「零夜、おまたせ」

「っ!!」

「ん??どうしたの?零夜、なんか変だったかな??」

「その逆だ。似合いすぎて誰にも見せたくねぇ。ここだからよかったが、海とか行ってたら確実にナンパされてたぞ。美鈴」

「あ、ありがと!こんなブスナンパしてもしょうがないと思うんだけど‥だし、海には私よりかわいい子いっぱいいるから私なんて見もしないと思うよ!」

「・・・・・・・まぁいいや、お前の可愛さは俺だけが知ってればいいし」

「???」

「さ、泳ぐか!!」

「うん!!!」
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