吸血鬼との世界
【零夜side】

次の日、朝、いつも美鈴が起きる時間になっても美鈴が起きてこなかった。
おかしいと思い美鈴の部屋に行きノックをしてはいる。

「美鈴、入るぞ」

部屋から返事はない。
昨日ので疲れてまだ寝てんのかな?



そんな考えはドアを開けた先を見てなくなった。


「美鈴!!!!!???????」


美鈴が寝ているであろうベッドには黒々しいオーラが渦巻いていた。
オーラの隙間から見える美鈴の表情はとても苦しそうだった。

すぐ総二郎さんに電話した。

『はい、総二郎です』

「総二郎さん、大変なんです!!すぐ学園の寮に来ていただけますか??関係者だと話して入れるようにしますから!」

『その口ぶりは緊急事態なんだね、わかった、すぐ向かうよ、15分くらいで行けると思うから待っててくれ』

「はい!」



美鈴、もう少し我慢してくれよ。
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