吸血鬼との世界
気づいたら自分の部屋にいた。

「・・・あれ??」

「あら、気が付いた?」

「綾女さん」

「よかったわ、零夜くん、二週間も目を覚まさなかったから、心配してたのよ」

「・・・・!!美鈴は?」

「昨日、能力解除が終わって今は自室で眠っているわ、能力の使い過ぎでね」

「・・そうですか」

「原因は総二郎が話すそうよ、リビングにいるから行ってらっしゃい」

「はい」

俺は『身体強化』を使ってリビングに向かった。
< 82 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop