吸血鬼との世界
「「こちらの部屋でございます」」

大きな扉の前に案内された。

コンコン

「入るぞ、父さん」

えぇ、そんな軽く???
心の準備位させてよ・・


中に入ると奥に二人がいらっしゃった。

「久しぶりだな、零夜」

「父さんこそ、久しぶり」

「は、はじめまして、零夜さんの対の月下美鈴です」

「君が美鈴ちゃんか!私は零夜の父の犬飼来斗です、こっちは妻の香月」

「美鈴ちゃん、まぁ、ドレスすごい似合ってるわ!!!!零夜が急にデザインもってきてこれ作ってというからびっくりしたけど、こんなかわいらしい方に着てもらうとドレスも頑張って作らせたかいがあったわ!」

「そ、そんな、私にはこんな素敵なドレスもったいないくらいです!」

「いいえ!!!似合ってるわ!あ、そうだわ!!ちょっと美鈴ちゃんこっち来て」

「え??」

「美鈴ちゃん、ちょっと借りるわね!!」

「また始まった」

「母さんのかわいい子見ると暴走する癖、まだ治ってなかったのかよ・・」

「美鈴ちゃん、かわいいからありゃしばらく帰ってこないぞ」

「はぁ・・・」

「え???えぇ????」

「さ、行きましょう!!!!!!!」


訳も分からずお母様に連れ出された。
一体どこへ??
暴走?癖???ん????

混乱する美鈴だった。
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