吸血鬼との世界
次の日から端末でのオンライン授業が始まった。
オンラインと言っても画面は出ず、音声として先生の声が配信されてるだけ。
あちら側には私たちの声は全く聞こえず、ただただ先生の音声だけが一方的に流れているという状態。
なので、わからないところがあれば授業後に先生にメールで聞くというややこしい形の授業。
でも、だいたいのことは隣にいる零夜がすぐ教えてくれてるので、まだメールで聞くことはなかった。
このオンライン授業の仕組みがどうなってるのか、なぜあちら側に私たちの声が全く聞こえないのか、
いろいろ気になる部分があったが、零夜の「あちらと話せるようになったらあいつがうるさくて授業どころではない」
の一言ですべて納得してしまった。
きっと裏で犬飼グループの方々が動いて、この形になったのか、などいろいろな考えも浮かんでいた。
が、行っても簡単に教えてくれないのはわかっていたので、言わなかった。
でも、逆にこちらの音声が聞こえないことでクラスメイトに余計な気を使わなくて済むのも安心する。
みんなには心配などかけてしまっているから。
早くまたみんなと授業受けたいなと思いつつ、引き続き授業を聞いていた。
オンラインと言っても画面は出ず、音声として先生の声が配信されてるだけ。
あちら側には私たちの声は全く聞こえず、ただただ先生の音声だけが一方的に流れているという状態。
なので、わからないところがあれば授業後に先生にメールで聞くというややこしい形の授業。
でも、だいたいのことは隣にいる零夜がすぐ教えてくれてるので、まだメールで聞くことはなかった。
このオンライン授業の仕組みがどうなってるのか、なぜあちら側に私たちの声が全く聞こえないのか、
いろいろ気になる部分があったが、零夜の「あちらと話せるようになったらあいつがうるさくて授業どころではない」
の一言ですべて納得してしまった。
きっと裏で犬飼グループの方々が動いて、この形になったのか、などいろいろな考えも浮かんでいた。
が、行っても簡単に教えてくれないのはわかっていたので、言わなかった。
でも、逆にこちらの音声が聞こえないことでクラスメイトに余計な気を使わなくて済むのも安心する。
みんなには心配などかけてしまっているから。
早くまたみんなと授業受けたいなと思いつつ、引き続き授業を聞いていた。