わがままな純愛 ケイレブとユリア
「ああぁ・・もちろん後で、
俺がやるから」
校長先生がクスクス笑いながら
「一緒にやりましょう、
ケイレブ」

ケイレブはそう声をかけられて、肩をすくめた。
「初めての共同作業が、掃除とはね・・」

ケイレブのトホホの言葉を聞いて、
「わたしゃ、ケーキを切らねば
ならんからな。」

赤い毒キノコ守護怪獣は、
ゆっさ、ゆっさと退場した。

ケイレブと天使は
顔を見合わせて、笑い合った。
それから、
二人は手をつないで、
掃除用具を取りに、歩きはじめた。

おわり

このお話は、後日談があります。
新しい恋のお話の、プロローグでもあります。
< 66 / 66 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

バッカスの女神様の裏話(蘊蓄がもれちゃいます)
金寿/著

総文字数/9,411

実用・エッセイ(その他)9ページ

表紙を見る
バッカスの女神様はオトコを知らない
金寿/著

総文字数/31,867

恋愛(ラブコメ)74ページ

表紙を見る
妖怪ホテルと加齢臭(改訂版)久遠と天音
金寿/著

総文字数/30,622

恋愛(ラブコメ)37ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop