君ともう一度、恋がしたい。
俺は、思い切って聞いてみようと思って、、、
「なぁ、空。」
「ん?」
「今付き合ってる人居るの?」
空に聞いてみた、、、。
「今ってか、恥ずかしい事に雄星と別れてから彼氏居ないんだけど?」
え、、、?
「マジか。え、本当に?」
驚きと嬉しさとが隠せない。
空はとても恥ずかしそうに一言、、、。
「本当に。」
と、言って窓の方を見ている
「マジか。ちょっと、、いや、かなり嬉しいかも。」
本当に嬉しい、、、。
まだ誰のものでもないって事だろ?
「何それ。どういう意味よ(笑)」
「んー。こういう意味?」
メニューで隠しながら
そっとキスをする
「な、、、。」
空の顔が真っ赤に染まる
「俺、空が今でも好きだよ。」
と、俺は自分の気持ちを伝える
「え、、、っ?」
明らかにテンパってる空
「本当はずっと会いたかったし、
もっと早く伝えたかったんだけど
振ったの俺だし、言いづらくて今日になった」
「そんなの、、
早く言ってよ、、、
私だって、ずっと雄星が好きなんだから。」
空も俺を好き、、?
「本当に?」
「嘘言ってどうすんのよ(笑)」
と、空が照れながら笑う
「じゃぁ、もう一度、俺と
付き合ってくれる?」
「私で良ければ喜んで」
「空が良い。空じゃなきゃ無理。」
「高校時代彼女居たくせに?」
「なっ、あれは、空を忘れなきゃと思って
付き合っただけで、
でも結局忘れられなくて、何も出来なかった」
知られてると思わなくて焦った俺は
ありのままを言った
「何も?」
「あぁ、何も。
何もないまま別れた。」
これで、信じてくれたか、、?
「何もなくて良かった。
あの時、2人並んでるの見て
かなりショックだったから」
「ごめん。もう、そんな思いさせないから」
「本当に?」
「本当に。」
「なら良かった」
「あの、、さ?」
「うん?」
「今日、俺んち来ない?
まだ返したくないんだけど、、、」
「私も、、まだ帰りたくない
雄星と、居たい、、、。」
帰りたくないって事は
そう言う意味にとらえて良いんだよな、、?