君ともう一度、恋がしたい。
「なぁ、空。」
「ん?」
「今付き合ってる人居るの?」
「今ってか、恥ずかしい事に雄星と別れてから彼氏居ないんだけど?」
「マジか。え、本当に?」
「本当に。」
「マジか。ちょっと、、いや、かなり嬉しいかも。」
嬉しい?どう言う意味?
「何それ。どういう意味よ(笑)」
「んー。こういう意味?」
メニューで隠しながら
そっとキスされる
「な、、、。」
「俺、空が今でも好きだよ。」
「え、、、っ?」
「本当はずっと会いたかったし、
もっと早く伝えたかったんだけど
振ったの俺だし、言いづらくて今日になった」
「そんなの、、
早く言ってよ、、、
私だって、ずっと雄星が好きなんだから。」
「本当に?」
「嘘言ってどうすんのよ(笑)」
「じゃぁ、もう一度、俺と
付き合ってくれる?」
「私で良ければ喜んで」
「空が良い。空じゃなきゃ無理。」
「高校時代彼女居たくせに?」
「なっ、あれは、空を忘れなきゃと思って
付き合っただけで、
でも結局忘れられなくて、何も出来なかった」
「何も?」
「あぁ、何も。
何もないまま別れた。」
ちょっと不貞腐れてる(笑)
「何もなくて良かった。
あの時、2人並んでるの見て
かなりショックだったから」
「ごめん。もう、そんな思いさせないから」
「本当に?」
「本当に。」
「なら良かった」
「あの、、さ?」
「うん?」
「今日、俺んち来ない?
まだ返したくないんだけど、、、」
「私も、、まだ帰りたくない
雄星と、居たい、、、。」