クールな自称保護者様も燃える恋情は消せないようです
「凄い火災だったよねー。私さっき通り過ぎた時、救急車で隊員の人が運ばれていくの見ちゃった」
「へぇ、隊員まで? やばくね?」
「ね、俺いい感じの店知ってるんだ。新井と行きたいなってずっと思ってたんだ」
本田くんが私の肩に手を掛ける。
「新井、どうしたの? もしかしてもう酔っちゃった? じゃあこの後送って……」
その時、私のスマホが鳴った。
お兄ちゃんからだった。
すぐにタップした。
「お兄ちゃん!?」
『梨央』
「どうしたの? まだ仕事先でしょ?」
『ん、ああ、実は今病院に来ていてな』
「病院!?」
私はほとんど叫んでいた。
「へぇ、隊員まで? やばくね?」
「ね、俺いい感じの店知ってるんだ。新井と行きたいなってずっと思ってたんだ」
本田くんが私の肩に手を掛ける。
「新井、どうしたの? もしかしてもう酔っちゃった? じゃあこの後送って……」
その時、私のスマホが鳴った。
お兄ちゃんからだった。
すぐにタップした。
「お兄ちゃん!?」
『梨央』
「どうしたの? まだ仕事先でしょ?」
『ん、ああ、実は今病院に来ていてな』
「病院!?」
私はほとんど叫んでいた。