交際0日、冷徹御曹司に娶られて溺愛懐妊しました

選択肢のない人生を歩んできた吉鷹だからこそ、息子には自由に生きてほしいと願うのだろう。

そこに憂いも迷いもなかったというのは嘘ではないと思うが、それとはべつに子どもの幸せを願う親心があるに違いない。


「悠生はどんな大人になるのかな」
「そりゃあ、俺に似たイイ男に決まってるだろ」
「そうね。吉鷹さんみたいに素敵な男性にね」


ふふっと笑い、見つめ合う。

そんな未来を夢見つつ……
悠生が砂いじりをするそのそばで、ふたりはそっと唇を重ねた。


番外編END
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