私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
野々村くんと、みーちゃんとは同じクラスだった。
担任の先生は陸上部の顧問だった。
女性だけど170ある身長。
女優の剛〇さんにどことなく似ている。
そして、話が終わったあとに。
「陸上部に入ろうと思ってる奴は名前を書きに来てくれ。」
そう言われて、なんの迷いもなく書きに行った。
そこに、野々村くんが現れた。
「また陸上部に入るの?」
「そうだけど。」
「よう入るわー。」
「入らんの?」
「走るの嫌いだし!」
「ふーん。」
興味なんてなかった。
中学が一緒だった男子となんて関わりたいとも思わなかった。
はっきり言って。野々村くんに質問してたのは、煌くんがいたからだし。
申し訳ないけど、興味すらない。