私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
さらに、セフレ募集中だったり。如何わしい動画や写真を撮ってる高校生に
専門用語を言っているのを見つけて、吃驚した。
なんでかって?だってさ。
好きな人に抱きついてこいよ。とか言われて、鮮やかに「先輩がしたらどうですか?」とか言ってたし。
私とぶつかりそうになった時には。必死になって止まってくれた人だよ?
そんなことするかな?って。
そしてね。極めつけは。
暫くして、そのアカウント消えたの。
鍵垢にしたのかな?って思ったんだけど。
それならね?初めからそうすると思うの。
私が見てるんじゃないかって推測してからそういうことする当たり。
絶対に見てほしいからそうしたんじゃないか。って思った。
なんて、もしかしたら。私がそう思いたくなくて思い込んでるのかもしれないけど。
でもね、時期が経つにつれて。
煌くんのアカウントのフォローしてたそういうのはなくなっていってたの。
煌くん。私のこと甘く見すぎだよ。
私ね、本当に好きな人には。絶対違うって最後の最後まで信じて、ゼロに近い可能性でも。
信じるの。
それで、違うって思える証拠を見つけていくのが私。
あなたの負けはね、私が煌くんをそこまで信じてなくて。好きじゃないって思ってたってこと。
だからね、遠回しにそんなことしても無駄だって言っといた。
心の奥底ではあなたのことが好きで。あなたのいた5年間は忘れたくない思い出だって。
結婚したけど、結局私のことを愛してくれるのは煌くんだけだったと思うの。
旦那は借金はないって言ってたけど、借金があったみたいで。
私は所謂、結婚詐欺にあったようなものだった。
やっぱり、他人は信じない。
煌くんは。私の分も幸せになってね。そして、私の大好きだった太陽のような笑顔を大切な人に見せてあげて。
それだけで、私が選んだ道は正しかったって思えるから。