生徒会長さまに今日も溺愛されてます!

好きです俺と付き合ってください

清水先輩についていくと人気の少ない裏庭まで連れて行かれた。ついていく途中、頭をフル回転させるて何故生徒会長にに呼び出されたのか考える

「白咲さんわざわざ呼んでごめんね、どうしても言いたいことがあって」

「いえ大丈夫ですけど、私なにか悪いことしましたか?」

そんな申し訳なさそうな表情で謝られ,こちらが謝りたくなる

「違うよ。実は‥」

清水先輩は覚悟したように口を開いた

「好きです。俺と付き合ってください」
 
今なんて言ったの?私のことが好き?人違いじゃ

「あの…えっと…告白する相手間違えてませんか?」

「間違ってない。白咲さんが好きで告白してる」

何かの罰ゲームで私に告白してるのかな?
そうとしか考えられない…
だって私みたいな女の子を先輩が好きになるなんて、天と地がひっくり返ってもあり得ないから

「えっと私、先輩のことよく知らないですし男の人が苦手なんです」

どうにかして断らなければと思い,私が男の人が苦手なことを伝える

「俺にとって最初の恋で‥最後の恋でもあるんだ」

そんな切なそうな目で見られても

「あの…でも…」

どう断ろうか悩んでいるとタイミングよくチャイムが鳴った。

「チャイムがなったので教室に戻ります。失礼します」

ぺこりと頭を下げて先輩に背を向けた。

「放課後教室まで迎えに行くから!」

先輩が私にそう言ったのを聞こえないふりをして教室まで逃げた。
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