生徒会長さまに今日も溺愛されてます!
強引で優しい先輩
月夜って呼んで?
それから校舎の外まで手を引っ張られていった。ある程度人が少ないところまで行くと
「家はどこ?」
と聞かれたので小さな声で隣町です。と答えると
「分かった。隣町ね」
てっきり聞こえてないと思ったのにちょっとびっくりした。
「あっごめんね。白咲さんは男の子苦手って言ってたのに勝手に手を繋いじゃって、嫌だったでしょ」
悲しげな表情で清水先輩は私の手を離した。
そんな顔で見られてしまってつい
「嫌…じゃないです。それに清水先輩といると安心できるって言うか、だから手を繋いだままでもいいです」
あっ。何も考えずつい口は走ってしまった。よく考えるとめっちゃ恥ずかしいことを言ってるよね?
顔が赤くなっていくのがわかる
チラリと先輩を見るとちょうど風に吹かれて髪の隙間から耳が見えた驚くほどに真っ赤だった。
「そっか、嬉しい。じゃあ手を繋いだままでいい?」
「えっと…はい」
少し悩んだけどもう言っちゃったことは仕方ないし頷いた
「清水先輩じゃなくて月夜って呼んで」
先輩がぐっと顔を近づけた。
「先輩…顔近いです」
私今絶対顔真っ赤だ
「家はどこ?」
と聞かれたので小さな声で隣町です。と答えると
「分かった。隣町ね」
てっきり聞こえてないと思ったのにちょっとびっくりした。
「あっごめんね。白咲さんは男の子苦手って言ってたのに勝手に手を繋いじゃって、嫌だったでしょ」
悲しげな表情で清水先輩は私の手を離した。
そんな顔で見られてしまってつい
「嫌…じゃないです。それに清水先輩といると安心できるって言うか、だから手を繋いだままでもいいです」
あっ。何も考えずつい口は走ってしまった。よく考えるとめっちゃ恥ずかしいことを言ってるよね?
顔が赤くなっていくのがわかる
チラリと先輩を見るとちょうど風に吹かれて髪の隙間から耳が見えた驚くほどに真っ赤だった。
「そっか、嬉しい。じゃあ手を繋いだままでいい?」
「えっと…はい」
少し悩んだけどもう言っちゃったことは仕方ないし頷いた
「清水先輩じゃなくて月夜って呼んで」
先輩がぐっと顔を近づけた。
「先輩…顔近いです」
私今絶対顔真っ赤だ