生徒会長さまに今日も溺愛されてます!
「えっと。月夜先輩みたいなカッコいい人が私に告白するって嘘みたいで。寝不足で夢を見てるのかと」

恥ずかしいけど事実を口にする

「好きな子にカッコいいって言われるとこんなにも嬉しいんだ。それにしても寝不足で夢を見てるって」

「昨日、本を読んでたんですけど、気がついたら朝の2時で」

寝不足の原因が恥ずかしすぎる

「そんなことだろうと思った。でも夢じゃないから、俺の本気だから」

「はい。真剣に考えます」

真剣に言ってる人には真剣に答えてあげないとね

「うん。ちゃんと考えてくれると嬉しい」

「はい。あっ私家ここなんで送ってくれて、ありがとうございました。」

話してたらいつの間にか家の前まで着いた

「あぁ。明日もここで待ってるから、一緒に行こう」

え、先輩と一緒に行ったら明日から楽しい学園生活を送れる気がしない

「えっと。はい、わかりました」

でもせっかく誘ってくれてるんだし。どうにかなるよね

「じゃあまた明日」

「はい。また明日」

小さく手を振って家に入った
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