クールな准教授は密かに彼女を溺愛する
「大事に至らなくて良かった。
田中弁護士も一緒に来てもらったんだ。
きっと、相手は俺に幻滅して二度と来ない筈だから、もう大丈夫だよ。」
ニコッといたずらっ子みたいに笑う。
「…何を言ったんですか⁉︎」
「紗奈にはきっとどうでも良い事だよ。
君はもし俺が、明日突然一文無しになったらどうする?」
「大丈夫です。私が要さんの分も一生懸命働きますから。」
要に向けられた目線は力強く、自然と2人笑顔になる。
「だから俺は、君が好きなんだ。
一生離してあげられないから覚悟して。」
再びぎゅっと抱きしめられる。
「紗奈、俺と結婚してくれないか?
…結婚しよう。いや…するべきだ。」
突然のプロポーズに紗奈は固まり瞬きを繰り返す。
「紗奈、返事は?」
そっと見上げた紗奈を真剣な眼差しの要が問う。
「…ふ、不束者ですが、…末永くよろしくお願いします…。」
「模範解答だ。」
要はハハハッと笑い、紗奈の額にキスをする。
「でも、…要さんのご両親に認めてもらえるでしょうか…?まだ学生の身分ですし…」
「心配しなくてもいい。
少なくとも親父と兄は認めてくれてる。
母親は元から分かり合えない人種なんだ…。仕方ないよ。」
優しく笑う要だが、紗奈は心配でならない。少しでも反対されるようなら
「それよりも、俺は紗奈と揺るがない証が欲しいんだ。」
そこまで、求めてくれる事に感極まって紗奈の頬に涙が溢れる。
「ごめん。泣かすつもりは無かったんだけど…。」
要は戸惑い、流れ出る頬を伝う涙を親指でそっと拭き取る。
「これは嬉し涙です。」紗奈はふふっと笑い要に抱き付く。
「大好きです、要さん。」
「俺も、もう君無しでは生きられない。」
要は紗奈の顎をそっと持ち上げて、瞼に、頬に、鼻先にキスを落とす。
そして、そっと唇に何度も角度を変えてキスをする。
頬を大きな手が撫でる。親指が唇を撫でそっと口を開けさる。要の熱い舌が口内に差し込まれ戸惑う紗奈の舌先に絡みつく。
こんな時どうしていいか分からず、紗奈は必死に要にしがみ付き真っ白になっていく意識をなんとか保っている。
お互いの息が上がる。
お腹の奥がキュンと疼く。
立っていられなくなりしゃがみ込みそうになるのを要の逞しい腕が抱き上げた。
「きゃっ⁉︎」
急に抱き上げられて、びっくりして要の首にぎゅっと腕を回し抱き付くしかなかった。
そんな紗奈を要は構う事なく、靴を脱ぎ廊下をどんどん突き進む。
寝室のドアにたどり着き一旦、紗奈の顔を伺い見る。抱きついたままぎゅっと目を瞑る仕草が可愛すぎて、ふっと笑って頭をトントン優しく撫でる。
「紗奈が嫌がる事はしないから、もう少しだけ触れさせて欲しい。」
紗奈はダメともいいとも言えず気がつけばベッドに降ろされ、要に組み敷かれていた。
目線が絡み要は再びキスの雨を降らす。額に、瞳にそして唇に。
次に耳をキスして舐めたり耳たぶを甘噛みしたり、要は止まらない。
気付けばブラウスのボタンが上から2つ取り払われ下着が見えてしまっていた。
紗奈は慌てて、要の大きな手を握りしめる。
「ま、待って…。」
怖いよりも初めて他人に肌を晒す恥ずかしが勝り不安な気持ちになってしまった。
「…怖い?」
要は手を止め紗奈の瞳を見つめる。
田中弁護士も一緒に来てもらったんだ。
きっと、相手は俺に幻滅して二度と来ない筈だから、もう大丈夫だよ。」
ニコッといたずらっ子みたいに笑う。
「…何を言ったんですか⁉︎」
「紗奈にはきっとどうでも良い事だよ。
君はもし俺が、明日突然一文無しになったらどうする?」
「大丈夫です。私が要さんの分も一生懸命働きますから。」
要に向けられた目線は力強く、自然と2人笑顔になる。
「だから俺は、君が好きなんだ。
一生離してあげられないから覚悟して。」
再びぎゅっと抱きしめられる。
「紗奈、俺と結婚してくれないか?
…結婚しよう。いや…するべきだ。」
突然のプロポーズに紗奈は固まり瞬きを繰り返す。
「紗奈、返事は?」
そっと見上げた紗奈を真剣な眼差しの要が問う。
「…ふ、不束者ですが、…末永くよろしくお願いします…。」
「模範解答だ。」
要はハハハッと笑い、紗奈の額にキスをする。
「でも、…要さんのご両親に認めてもらえるでしょうか…?まだ学生の身分ですし…」
「心配しなくてもいい。
少なくとも親父と兄は認めてくれてる。
母親は元から分かり合えない人種なんだ…。仕方ないよ。」
優しく笑う要だが、紗奈は心配でならない。少しでも反対されるようなら
「それよりも、俺は紗奈と揺るがない証が欲しいんだ。」
そこまで、求めてくれる事に感極まって紗奈の頬に涙が溢れる。
「ごめん。泣かすつもりは無かったんだけど…。」
要は戸惑い、流れ出る頬を伝う涙を親指でそっと拭き取る。
「これは嬉し涙です。」紗奈はふふっと笑い要に抱き付く。
「大好きです、要さん。」
「俺も、もう君無しでは生きられない。」
要は紗奈の顎をそっと持ち上げて、瞼に、頬に、鼻先にキスを落とす。
そして、そっと唇に何度も角度を変えてキスをする。
頬を大きな手が撫でる。親指が唇を撫でそっと口を開けさる。要の熱い舌が口内に差し込まれ戸惑う紗奈の舌先に絡みつく。
こんな時どうしていいか分からず、紗奈は必死に要にしがみ付き真っ白になっていく意識をなんとか保っている。
お互いの息が上がる。
お腹の奥がキュンと疼く。
立っていられなくなりしゃがみ込みそうになるのを要の逞しい腕が抱き上げた。
「きゃっ⁉︎」
急に抱き上げられて、びっくりして要の首にぎゅっと腕を回し抱き付くしかなかった。
そんな紗奈を要は構う事なく、靴を脱ぎ廊下をどんどん突き進む。
寝室のドアにたどり着き一旦、紗奈の顔を伺い見る。抱きついたままぎゅっと目を瞑る仕草が可愛すぎて、ふっと笑って頭をトントン優しく撫でる。
「紗奈が嫌がる事はしないから、もう少しだけ触れさせて欲しい。」
紗奈はダメともいいとも言えず気がつけばベッドに降ろされ、要に組み敷かれていた。
目線が絡み要は再びキスの雨を降らす。額に、瞳にそして唇に。
次に耳をキスして舐めたり耳たぶを甘噛みしたり、要は止まらない。
気付けばブラウスのボタンが上から2つ取り払われ下着が見えてしまっていた。
紗奈は慌てて、要の大きな手を握りしめる。
「ま、待って…。」
怖いよりも初めて他人に肌を晒す恥ずかしが勝り不安な気持ちになってしまった。
「…怖い?」
要は手を止め紗奈の瞳を見つめる。