クールな准教授は密かに彼女を溺愛する

准教授、決断する

要は決意した。

自分の気持ちを後回しにしてでも、彼女をほっとく訳にはいかない。
一歩踏み込んで彼女を今の生活から救い出したいと思う。

あいにく明日から出張の為、すぐ動けなくてもどかしいが、夜1人、バイトから帰る姿を思うたびに心配で仕方が無い。

その為に彼女と落ち着いて話がしたいと思い、外食に誘った。

生徒と2人でと言うのは既にダメだと分かっているが、学校とは関係ない場所で話さなければ心を開いてはもらえないだろうと思った。

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