貴方と暮らせて幸せです。
行ってきます
那由side
宝兄さんは、部屋のドアを開け、
まっすぐ私のいるベッドの方に歩いてきた。
そして、私のおでこにごっつい手が触れる。
何かドキドキするのもそうなんだけど、
気持ちいいな………
少し冷たくて…………
『熱下がってないなっ(^^)
早く下がるように、ほらよっ』
そこには、コビンニの袋
中には、
冷えピタ
や、
スポーツドリンク
や、
ゼリー、ヨーグルト、アイス
『アイスなんて、溶けるんじゃ……』
『ダーイジョウブッ!!
この部屋にほらっ、冷蔵庫あんから……』
ええっ?!冷蔵庫ある部屋?!?
と驚くものの、冷静に………
『あ、…ホントだ』
と、苦笑いを返す。
『入れとくで、飲みたいときに、飲みやー(^^)』
『あ、…うんっ(^^)』
それにしても、宝兄さんは、すごい笑うなぁぁ。
学兄さんは、どこか無愛想だし……
守兄さんは、何か真面目な気がする……
皆性格違うのかな……?
私には、兄弟がいなかったから、兄弟皆性格一緒だと思ってたな………
でも、皆が皆そういうわけないよな……
もしかすると、…性格一緒の、兄弟もいるのだろうな………
『食欲あるか…?』
宝兄さんは真面目な顔になり、そう聴く
『少し』
『ゼリーか、ヨーグルト食べていいよ』
『ありがと……』
立ち上げって、冷蔵庫の扉を開けると、
すぐ目結前には、ゼリーが置かれていたので、ゼリーをいただく。
冷たくて、美味しい……。
桃の味だ。
久しぶりのゼリーは、とっても美味しかった。
(転校の手続き省略)
〜〜明日
『おはよう』
っと、柔らかな声がして、体を起こすと、
守兄さん
守兄さんとは、昨日自己紹介でしか話していない。
よく見ると、
守兄さんって、美型で可愛らしいな……
何て、何考えてるだよっ!!私は、っ!!
『おはようございます』
ふぅ…………
男だらけのところで生活とか、
兄達の顔に見惚れてそれどころじゃなくなりそうだわ。
『俺もいるからっ!!
ほーら、準備するするッ!!
今日から通わせてもらえることなってるからっ!!
送り迎えは、今日は、学兄さんがするってよ!
何かあったら、保健室利用すんだぞ(^^)』
『あぁ。顔色もいいし、熱もない。
安心して行って来い』
『うんっ!!
……けど…………』
『ん?けど??』
『私一人か………』
『大丈夫だよ。力が留学から、帰ってきて、一緒に学校行けるように言っといたから。』
『おおっ!!守ナイスー\(^o^)/』
朝から、こんなテンション高いんだな……宝兄さんは……
『ありがと…』
『別に……』
『お父さんは、……?』
『あっ、この時間は、いっつも基地にいるからっ(^^)何さ、学兄さんは、仕事行っちゃったしなぁぁ』
『えっ?!送り迎え行ける…??忙しそうだけど………』
『ダーイジョウブ\(^o^)/
それまでに帰ってくるしっ!!帰ってこなけりゃ、俺送るしな(^^)』
『仕事は??』
『奇跡的に休みとれましたーー!!』
『俺は、仕事あるんだから、自慢げな顔するな。
俺は、家出るで、あとは、頼んだ』
『へいへい。つれねーな』
なんか、守兄さんかっこいいかも……。
可愛らしいくて、かっこいいとこも?!
いやいや、全て揃ってる人間何て、存在しない……よね………?