その手に触れたい
〜バスの中〜
小堀「今日は暑いね」

早乙女「それな、半袖じゃなきゃ死んじゃうよ〜」

平田「山着く前にくたばるなよ笑」

佐藤「早乙女さん倒れたら俺運んであげる」

早乙女「遠慮します」

小堀「嫌われてんね〜」

今日は暑いし長袖のジャージはバスに入れたままでいいかな。登るならさらに暑くなると思うし。荷物になるし、置いていこう。


〜山着〜

担任「んじゃ、説明した通りカレー作りのスポットまで結構歩くがつかなきゃ昼はないからみんな頑張ってな!班はバラバラになるなよ!スタート!!!」

平田「行くかぁ」

小堀「愛菜、霧がかってるけど寒くない?」

早乙女「ちょっと寒いかも…でもバス行っちゃったしな…」

平田「俺の長袖着ろよ」

早乙女「え?いや、でも」

平田「いいよ、俺寒くないし。俺作れないから女子にカレー作ってもらわなきゃだからさ、体調崩されたら困るだろ?」

早乙女「あ、ありがとう!」(あぁ、いい匂いするな…って!そんなこと言ってる場合じゃないわー!)

それから私たちはキャンプ地を目指して山を登り始めた。


佐藤「まだつかないのかよー」

小堀「ちょっときついね…」

早乙女「ほかの班も頑張ってるし、もう少し頑張ろう!」

平田「そうだね、もう少し歩いてから休憩しようか」


数分歩いてベンチがある休憩所にたどり着いた。

小堀「あぁ〜足痛い」

早乙女「疲れちゃったね」

高橋「お、愛菜じゃん!休憩?」

早乙女「そうだよ、彩達はもう行くの?」

高橋「休憩終わったからね!じゃ、色々と楽しんでね〜」

早乙女 (カァ〜〜/////)

佐藤「さっきのこは?」

早乙女「私の友達!」

佐藤「ふーん。」

平田「なぁ、記念に写真撮らん?」

小堀「お、いいじゃん!」

早乙女「私も撮りたいと思ってた!」

佐藤「んじゃ撮るか!」

ハイチーズ☆パシャ

佐藤「じゃ、後でLINEで送るわ!」

早乙女「ありがとう!」

平田「え、俺、早乙女と小堀のLINE持ってない!交換しようよ!」

小堀「ほーい」

早乙女「うん!」

こうして私たちはLINEを交換してキャンプ地を目指して歩き始めた。
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