人間迷路

「うん。…あ、奈々ちゃんゴメン!それでねぇー、」


と違う人と喋りはじめた。


『どうせ、また吹き込まれたんでしょ。』



そう小さくつぶやいた。




慣れてた。


でもせっかくの転校生だから仲良くしたかったのはあった。


っというより、あたしから離れていくのは感づいてた。





皆離れてく。



だんだんあたしは孤立してった。














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