この1年楽しみに満ちた僕は最後君を愛す
第二章 『二学期』

『休日のデート様子』

夏休みが終わり二学期が始まった。
「おはよう!」
「おはよう!良」
真っ先に話したのは相馬だった
「おはよう、良」
続けて奈緒と亜美が挨拶をした
「みんな夏休み何をした?」
「俺は亜美の家で毎日勉強していた」
「いつから勉強したの?」
「朝の7時から夕方の5時までみっちり勉強だった。」
「それはよく頑張ったね。。」
僕は相馬の意地がすごいと僕は感心した
「あぁ、めちゃくちゃ頑張った。だけどそのおかげで今回のテスト上位にいけそうなんだ!」
「すごいじゃん」
「でも亜美の家そんなにいて大丈夫だったの?」
「いや、母親に『彼氏と勉強したい!』って言ったらすんなりOKした」
「うん。ならよかったね」
亜美の母親優しいなっと僕はそう思った。
「それで相馬亜美のテスト全問正解したのか?」
「あぁ、それは、最初は満点は無理だったけど努力したら満点とれてキスしてもらえました!」
「え、勉強もあまりしていない相馬があの難問の亜美のテストを!」
「えぇ、そうなのよ。手加減なしで作ったテストを解くなんて、」
「そりゃ努力しましたからね」
相馬は僕に向けてどや顔を向けてきた。
「後、休みの日は休むっていうのもあるけど一緒に遊びに行った。」
「まぁ、勉強ばかりは体に悪いからね」
「めちゃくちゃ楽しかったぞ!」
そのあとどこに行ったか聞くと動物園や水族館に行ったそうだ
「俺らの夏休みはそんな感じだ。」
「じゃ次ば僕だね。」
「僕の夏休みは、だいたいは家で本やゲームしていたな」
「陰キャじゃん」
亜美は僕に向けてそう呟いた
「それでも友達か?」
「ははは、からかっただけだよ良。」
「で、だいたいって何よそのだいたい以外は何しなの?」
亜美は奈緒と同じでだいぶ勘が鋭いのだ
「亜美も勘ずいたのかー」
相馬も気づいていた様子だった
「そのだいたい以外は、奈緒と動物園と水族館にいったの」
「良達も行ったのか」
「どこの動物園にいったの?」
そう亜美が聞いてきた
僕はすかさず奈緒の目を見た
多分話した方がいいと僕達は目を見て感じた
「良?話し聞いてるの?」
「あぁ聞いている」
「で、どこの動物園なの」
「今からいうことは偶然だと思ってくれ、、」
「その動物園は二人と同じ動物園と水族館なんだ」
「え、同じなの!一緒に行けばよかったね」
「いや、 一緒には行けなかったが一緒にはいたよ。」
「どういうことだ?良」
「まさか良」
「相馬が思っていることと多分同じ。」
「翔、どういうことなの?」
「亜美、俺ら8月の下旬に行ったじゃんその時俺らは何も感じなかったけど良達は俺らの後ろにいたということだ」
亜美は相馬の話しを聞いてみるみる真っ青になっていった
「は!?良マジで偶然なの!?」
「あぁ、そのまさかだ」
「とういうことは、わたし達の行動も知っているということ?」
「いや、それはない見かけただけで会わないようにしただけだよ」
僕の言っていることはあっている一応
「その顔と言葉の言い方良さては見ていた時何か見ていたな」
「そういうことはなかったかな?」
「その口調知っているなどこを見た動物園と水族館での時」
僕は推理力の相馬に負けてしぶしぶ白状した
「えーと動物園では相馬がゴリラと競いあって周りから変な目で見られてたところで、水族館では、亜美が相馬と腕を組んでてカップルの席でハグしていたところを見ちゃいました。」
「なぁーーーーーーー」
二人は大声で叫んだ
「あ!みんなうるさくしていてごめんね」
二人はクラスのみんなに謝った
「良、奈緒それ誰にもいうなよ。」
二人は必死な顔で僕らに言ってきた
「わかってる。わかってるて。」
「一応だけど良、奈緒これ誰かに言ったら頑張って尾行して秘密をばらすよ。それでもいいならどうぞ。」
すごい顔を赤くなりながら亜美は僕らを脅してきた
「言わない。言わないです。」
「奈緒も言わない。言わないです。」
僕達は必死で誓った
「ごめんごめん。大丈夫二人は信用しているから。」
「俺も二人のことは信用しているから」
「ふーよかった。」
僕ら二人は二人の言葉を聞き安堵した
「ま、それはそうと奈緒、良とデート行っていたではないか」
「奈緒はゆっくりしておくって言ってたのにねー」
「もう、言わないで!」
「ははは、それで良とデート行った時以外何していたの?」
「もう、亜美からかわないでよ。奈緒のほかの夏休みは」
「家族とプール行ったり勉強をしたり一日ほぼ家で寝ていたりなど夏休みしかできないことをしたよ。」
わりとのんびりしているなっと僕は思った
「奈緒らしいね」
「奈緒がすることだね」
「まんま奈緒だね」
僕らみんな奈緒の性格を知っているからみんないうことが一致した
「なんでみんな言葉が一致するの!」
「まぁまぁでもみんな知ってくれているから嬉しいでしょう。」
奈緒は少し間をあけて
「うん。嬉しい」
「さぁ、さてみんなの夏休みの出来事について共有できたしここからが本題でもある」
「ここじゃあれだし場所を変えようか」
相馬は真剣な顔をして僕らは屋上に行った
「みんな良のドナーについてだ」
「え、僕について?」
「あぁ、そうだ。みんな夏休み中に探したからな」
「ありがとう。」
「それでだ、どうだみんな結果は」
みんなはそうして夏休み中にドナーをいたるところで探したことを共有したけど結果は
「みんなダメだったか、」
「良、ごめんな」
「いや、ありがとう探してくれて」
少し僕の目から涙がこぼれいた
「う、う、嬉しいな、こんなにいい友達がいてくれて。。」
「あぁ、俺もうれしい」
「わたしもうれしいよ」
「奈緒も嬉しいよ!」
「う、う、あ、あ」
僕は途端に心臓を押さえた
「良、薬どこにあるんだ」
「う、あ、う、あ」
「もういいや飲め、良」
相馬はとっさに薬を飲ませてくれた
そして僕は少し眠った
「お、良起きたか。」
僕は目を開けると保健室にいた
「ごめん、相馬、亜美、奈緒」
「謝るなよ。良みんな思っているから」
「そうか。」
僕達は保健室でそれぞれ別れた
「あれ?奈緒、帰らないのか?」
「うん。帰らない。良が帰れるようになるまでずっと待っとく。」
奈緒は少し悲しくそして離れたくない言い方をした
「わかった。」
「良、動ける?」
「いや、まだ動けそうにもない」
「なら、良。少し奈緒達が出会ってここまで来たこと話していい?」
僕は鼻で笑って
「あぁ、よろしく」
これは僕達が出会ってここまで一緒だったころの話しだ
あれは中学二年のときだ
僕は誰にも惚れない感情見たいのを持っていた
なんかおかしいとは思うけどね。そういうのを僕は持っていた
でも奈緒が僕に話しかけて来たんだ
その時は別になんも僕は思わなかった
だんだん僕は奈緒に惹かれていったんだ
その時は、僕はだいたい話している人は奈緒と亜美、相馬ぐらいだった
だけどふと思ったんだ
相馬とか亜美は友達だとしても、、と
だけど告白するときはなかったんだ
だから少しずつゆっくりと奈緒との距離を詰めていったんだ
そうして半年がたったある日
クリスマスの日に僕は奈緒と一緒にクリスマスをしていた商店街にいったんだ。その時に奈緒に告白をしだんだ。
そうして嬉しいハッピーエンドだと思うでしょう。
僕も同じでこれから奈緒と一緒に歩もうと思っていたんだけどね
中三のときだ
ちょうど運よくか運悪いかわからないけど奈緒か休みの時に倒れてしまったたんだ
そうして病院で心臓病ということもわかりさらに余命もわかった
だから言おうとも思っただけど言わなかった。これからっていうのにね
そうして前の海に遊ぶまで続いた
奈緒には隠し事はしないって決めていたのにね。
そういう雑談をしていたらあっという間に時間が過ぎていったんだ
「そういうやそんなことあったね」
「うん。その時にね」
「あ、そろそろ動けるようになったから帰るか?」
「うん。時間も結構過ぎているしね」
僕はゆっくりと体を上げた
「よし、だいぶ動けるようになった。奈緒ありがとうね」
「別に何もしていないよ」
僕達は保健室から出て二人の道沿いを歩いていった
「なぁ奈緒、次の休み日開いている?」
「えっとね。開いているよ。どうするの?」
「一緒に休みの日デートに行こう!」
僕は奈緒に向かってそういった
「どこに行くの?」
「それはね。ゆっくりゆったり歩きながらどこか行こう!」
「良らしいし奈緒達らしいね」
そう、僕らは計画性は特にない派だ
「そうだな、なら次の休みの日僕か奈緒の家に行くけどいい?」
「構わないよ」
とういうことで僕らはそれぞれ別れて家に帰った
次の休みの日僕は朝奈緒の家にいった。
「おはよう!奈緒!」
「おはよう!良!」
僕らは今日デートに行く日だ
「さぁ、奈緒行こうか。」
「うん。」
僕らば駅までゆったりと歩いていった
「そういえば奈緒、昨日メールで奈緒がデートプラン考えたいって言ってたけどどんなデートプランだ?」
「教えないし、楽しみにして良、」
有無も言えないような感じだった
「わかった。」
僕は軽く頷いた
「良!今日と明日はとことん楽しもう!」
奈緒は二日間のデートがしたいと言っていたからだしちょうど休みの日が二日間あったからね僕は構わないかった
「あぁ、奈緒二日間楽しもうか!」
そうして僕らは駅まで向かって最初の目的地まで行った。
「良、最初は水族館だよ」
「お、水族館か、やっぱり奈緒は水族館が大好きだな」
「魚が大好きだからね。」
僕らは水族館に入り水族館を楽しんだ
「水族館楽しかったね!」
「やっぱり水族館は楽しいな。特にイルカショーはよかったな」
「うん。イルカショーよかったね。良次行こう」
次に僕らが向かった場所は
「良が好きなところ海のカフェだよ」
「え、奈緒、いつ僕がここが好きだとわかっていた?」
「少し前かな?」
このカフェは僕だけが知っているカフェの穴場だ
「良、前に来た時気持ちいい顔してたから」
「たまたまここを通ったということか」
「うん。」
「だけどよく僕がここを好きだとわかったね。」
「何となくだけどね。良、早く行こう!魅力教えてね」
「任せて!」
僕はそれから奈緒にたくさんここのカフェの魅力を伝えた
そして店長のことも
長年通っているから店長とは顔見知りだ
「良、奈緒もたまにここに来てみるね。」
「あぁ、ぜひ行ってみてくれ」
僕らは少し昼ご飯を早めに済ましてカフェをあとにした
「良、次は服を選ぼう」
僕らは服を選びに服屋さんに行った
「良、この服どう?」
「似合っているよ」
「えー良こっちも似合っているって言った」
少し奈緒は頬を膨らませて言った
「どっちも似合っているから、、」
「んーなら次のこの服着たら三つの内一つ選んでね」
そして奈緒は試着室に入った
だけど僕は何かを気づいた
奈緒が着る服を僕が持っていることを、
「奈緒、服中に入れるの忘れているよ」
「良、こっちに渡して」
そう言って奈緒がカーテンを巻きながら言った
「な、奈緒、はいどうぞ。」
その奈緒に渡した瞬間だった
奈緒のカーテンが取れた
「ふぇ!?」
「どうしたの?良」
奈緒は服を着ていた
「良、まさか着てないと思った?」
奈緒の顔は少し僕を騙したという顔だった
「いや、別に、、、」
「良、わかりやすいよそう思ったでしょう。」
奈緒に心を見透かしたようだったから僕は素直に言った
「うん。少し思ってた。」
僕がそれを言って奈緒は試着室に入った
そのあと三着どれか選んで僕らは服屋さんを後にした
「最後はね。良!ここ懐かしの場所」
「奈緒達の想いの場所」
「ここか、なつかしいね。この場所」
そう、今僕らが来ている場所は中学生の時に二人でよく通っていた道だ
「この道少し変わったね」
最後に来たのは二年前だから
「でもあまり二年前と変わっていないでしょう。」
そうだ、この道は僕達がずっと楽しく通っていたままだ
「うん。変わっていない。そう変わっていない」
「良、やっぱりここにくると奈緒も嬉しいような悲しいよう感じがする」
奈緒は落ち着いた声で喋った
「そうだな。奈緒。今日はたくさん話して楽しんだね」
「あと、もう少し昔の話しをしていいかな?」
僕は奈緒にそう悲しみそうしてうれしさの気持ちで、、
僕らはここで沢山毎日話していた。それは楽しくてたくさんだ
確かに相馬と帰るといいと思うけど相馬とはこの二年前までまだ普通の
友達だった。だけども相馬はもう親友だったかもね
そうしてその中二の時には僕らは付き合い初めていた
沢山喧嘩したり時には泣いたりいろんな出来事があった
そんな日々が続き僕らは高校生になった
だけど、僕はここにくるたび思うんだ。楽しみに満ちた日々を
当然今も楽しいなんなら前よりも、、
だけどやっぱりそうだね。思い出をたくさん思い出してしまい心が嬉しく悲しくなるんだ。
僕は気づいたときには涙を流していた
「う、う、あああ」
「良、泣かないで発作が始まるでしょう。」
「大丈夫。奈緒。今日は、」
僕は発作が起こるのを確かにして強い薬を飲んでいる
それも前前日から、
けっこう薬は苦いし辛かった。
僕はそれから奈緒の胸の中でたくさん泣いた。
それは死にたくないという気持ちを垂れ流して、、
そうして僕らは少し遠いかったけど頑張って宿を探した
「お、やっと着いたね」
僕らはその宿に着いている。
その時には僕の涙は止まっていた
「二名様でよろしいでしょうか。」
そう定員はこちらへ問いた
僕は少し、いや、かなり唖然とした
男女が共に夜を過ごすということだ
男女でも恋人でもやはり抵抗は僕にもあった
「あ、奈緒やっぱり一人ずつの部屋にしよう」
そう僕が答えようとしていたら奈緒が、
「あ、二名様の二人部屋でいいです。」
「奈緒はそれでいいの?」
僕はドキドキしながら聞いた
なぜなら僕もあくまで男だから期待してしまうのだ
二人で寝れることを、、
「うん?全然構わないよ」
そう奈緒が答えた
「では二名様の二人部屋でよろしいですね」
「はい。お願いします。」
定員から鍵をもらい僕らは部屋に向かった
んーーーーうんやっぱりどうなのか男女二人ということ
「良、ここいい宿だね」
「あぁ、いい宿だ」
ここの宿というか部屋がいい場所で景色もよく部屋の内装もすごく綺麗
だった。
「あー良、今日は楽しかったね!」
「うん、楽しかった。」
この言葉は本音だ
そうして僕らはご飯も食べてそして僕らは少し遊んで寝る準備だけした
「ご飯、おいしかった!」
「うん。やはりいいな宿のご飯は、、」
「ねぇ、なら良、奈緒の奈緒のご飯は?」
奈緒の目はキラキラした目をしていた
一回奈緒の家てご飯を作ってもらったことがある
多分いま、『やはりいいな宿のご飯は』やはりいいなと言ったからかな?
だけどやはり答えは決まっている
「決まっているよ。そりゃね。」
僕は少し間を置いて
「それは奈緒のご飯の方が数倍いや数千倍おいしかったよ」
「そんな褒めても何も出ないよ」
「いや何も出なくても奈緒のご飯を食べるだけでたまらないほど美味しくてもう将来も奈緒のご飯を食べたいって思うほどおいしかったよ」
僕はたくさん奈緒のご飯のことをほめた。
僕はちらりと奈緒の顔を見た
奈緒の顔は案の定顔か真っ赤だった
「だから、そんなに褒めても出てこないって」
「また家に来たときに食べさせてあげるからね」
僕は少し普通の声より大きく
「ありがとう奈緒。楽しみに待っているよ!」
僕らは共に少し遅くまでその時のご飯のレシピを考えた
そして睡眠時間がきた。
「良、そろそろ寝るよ」
「あぁ、奈緒僕はソファーで寝るからベット使って」
「なんで?」
そう、不思議そうな顔で奈緒はこちらを見た
「え、奈緒なんでか分かる?」
わからないけと一応聞いてみた
「わからないよ。でも良は奈緒と一緒に寝ないの?」
想定した通りだった
「や、やっぱりさ男女二人で夜を過ごすとは、、」
僕は恥ずかしそうに言った
そう、僕が恥ずかしそうに言ったあとに奈緒の顔をみたら赤く染まりだんだん赤く濃くなっていった
「あぅ、良が何故恥ずかしいかわかった」
そして少間を置いて奈緒が立ち上がってこちら
へ向かってきた 
「カップルなんだし、それにこういうときしかないでしょ」
奈緒は案外いや久しぶりに僕の手と背中を掴んで押してベットまで連れて行かれた
その時僕はドキドキで心がどうにかなりそうだった
そうして僕は奈緒の隣に寝転んだ
「ねぇ、奈緒近くない?」
奈緒は横を見るとすぐ近くにいるくらいだ
「近くないし、たまにはこういうのもいいでしょ。」
そう言いながらでも奈緒も顔が真っ赤だった
「ほら、早く寝るよ。朝早いんだし」
「『おやすみ』」
僕はそういって目をつぶり数十分たったときだった
「うーん。良は起きてないよね。」
そうまだ奈緒が起きていた。当然だと思うけどどうなんだろう。
そんなことを考えていると突然
「『ギュッ』」
少し力強く、僕にハグしてきた
でもぼくは奈緒の方を向いているから目を開けるとばれるから目はつむっている。
僕はこの時今までないくらいドキドキした
「『大好き。良。』」
そう奈緒は僕の耳元で言った
さすがにねぼけているのかっと思って
目を少し開けると奈緒はちゃんと目が起きていた
そしてその時、僕の心は急死した
「『ねぇ、良、奈緒はね。いつも思っていることがあるの』」
奈緒はひとり言のようにそして問い掛けるようにたんたんと
しゃべっている
「『良はね。優しくて、でもやさしすぎることもない。さらに奈緒にとっても頼りになるし信頼しているよ。』」
そう、奈緒は甘く耳元で言った
その時僕の心は少しの間死にかけた
だけと僕が起きていることを知らない奈緒は続きの言葉を繰り出す
「『最初はね。この人苦手だなっと思ったけどでもたくさんたくさん良と話すたびに奈緒はね、惹かれていったの。』」
「『そうしてだんだんときが過ぎていったの。いつかは奈緒からでも言おうと思ったよ。でも言おうと思うとドキドキして言葉が紡んじゃんだよ。そうして言えないまままた時間が過ぎていったの』」
それは奈緒と僕が付き合う前の話しだ
「『そうしたら良が奈緒に告白したの。奈緒はうれしかったよ。良はもう覚えていないかも知れないこの際だからもう一回言って欲しいな。
もう一回。』」
その声は奈緒が僕の帰り際に言った言葉が聞きたいと言う言葉だった
奈緒は僕が覚えてないと思っているけど僕はその言葉を覚えている
言おうと思ったけど奈緒の言葉は止まらずすらすら淡々と並んで言った
「『良、あの時作ったルールまだ良は守っているよね。奈緒も覚えているんだけどでも、一つ思ったことがあるのそれはルールではないよ、それはねそれはね、今も昔も何もかも変わってないよ。良のことがずっとずっと毎日が楽しくて嫌なこともあったけどそれも乗り越えてだから奈緒がずっと変わらず良に思っていることは』」
「『良のこと大好きだよ。これからもずっと。』」
奈緒の声は少しおどおどしている?もしくは口があわあわになっている声になっていた。
「『あー寝るかな。言いたいこと言ったし。』」
奈緒は、言いたいことを言ったようだ
それなら次は僕の番だ
「『奈緒、僕はね。』」
その時奈緒のほうに目をあけて、
「『ふぇ?!』」
奈緒はびっくりしているように感じた
「『奈緒、僕はね。あの、』」
ぼくは恥ずかしいながらも答えた
奈緒の気持ちに応えるように、
「『奈緒、僕は奈緒と出会ったときから好きだった。でも最初は奈緒には僕以外に好きな人がいて僕は怖じけついたんだ』」
「『だけど、だんだん奈緒に惹かれていったんだ。とても。だからあの時奈緒に告白して今こうやって一緒にいることが僕にとって一番の幸せなんだ。』」
僕の声は透き通るようにしゃべっていた
「『だから、奈緒。これからもずっとずっと好きでいて。』」
僕の心はドキドキの絶頂だった
そんな僕に奈緒が
「『うん。奈緒も良とこの先ずっと一緒にいたい。だから奈緒も良とこうやって一緒にいることが幸せだよ。これからもずっと良のことが好きだよ。』」
奈緒は一瞬驚いたようだったけどゆっくりと応えてくれた。
「うん。」
僕は静かながら奈緒に応えた
そうして少し間をあけて
「『良、キスしていい?』」
その言葉に僕が返す言葉は、決まっている。
「『あぁ、いいよ。』」
優しくこたえた。
奈緒キスは甘くてさわやかなそんなキスだった
そこから僕は横になり朝までゆっくりと深い眠りについたのだ
「あーうーん」
僕は奈緒より早く起きたようだ
僕はすぐに横になった。そして奈緒の方を見てそっと優しく頭を撫でて
「『おはよう。奈緒。朝だよ。』」
と、
「ふぁ~朝」
奈緒は少し起きて手をのばしていた
「良、ありがとう。それにしても良朝起きるの早いね」
「まぁ、中学校の頃夜は勉強苦手だから早く起きてできることをしていたからかな?」
僕は朝が早い。だいたい四時半には起きれる
「ふーん。で良は。」
少し間があった
「奈緒の、、寝顔、、見た?」
奈緒は顔を手て隠しながらいった
「うん。見てないよ」
僕はそうこたえたが
「良、見たんだね。」
やはり奈緒には嘘がばれるのだ
「う~~~もう良のバカ。」
そういいながら、奈緒は僕の胸を叩いた。
その顔を見ながら僕は
「『僕の彼女は朝起きてもかわいいな』」と、
奈緒の耳元でささやいた
「う~~~もう」
少し奈緒は布団をかぶっていた
「そろそろ奈緒起きて。最終日早くいこう」
このままだと時間がかかりそうだったからだ
「うん。わかった。準備するね。手伝える?」
「あぁ、手伝えるよ」
僕は奈緒の準備を手伝った
そうして準備をして宿から出た
「うんで、奈緒、最終日どんな感じなの?」
「えっとね。最終日はとっておきだよ。まずは、デートといえばここ
水族館!」
「おー有名な水族館だね。」
僕達は宿から少し遠くの有名な水族館に来ている
ここはあまりにお客さんが多いから来れないだよね。
とゆうか
「え!?奈緒、ここ予約制になっていたよね。予約取れてたの?」
「うん!運よくもう一組あいていたの。まさに運だよね」
いや、運よくってすごいことだよ、
まぁ、
「まぁ、奈緒らしいな、」
「良、どういうこと?」
奈緒はそう問いただした。
「うん。、、行こうか。」
僕は奈緒の言葉を無理やりにして奈緒の手を掴み水族館に入った
そうしてたくさん魚達を見て、
「奈緒見て、イルカがバク転しているよ」
「すごいね。」
「良、なら次見てイルカさんがループをくぐっているよ。」
「うおーすごい」
僕らはイルカのショーが終わるまで楽しみ過ぎていた
『皆様、本日はこの水族館に来てくださり誠にありがとうございます。』
『この度初めて導入!カップルでイルカショーを初めようと思います!』
「『なので挑戦したいカップル一組は抽選で決まりますのでご了承お願いします。』」
そんなアナンスがなり響いた
「『今回カップルでイルカショーは今回最後にチケットを買ってくれた
カップル一組アルファベットはL、O、V、E。』」
「『LOVEのアルファベットが書いてあるカップルは手を挙げてもらっていいですか?』」
「一応、僕らもみて見よ」
「うん。」
僕らはチケットの裏のアルファベットを見た
「良、見てアルファベットLOVEだよ、」
僕は声を失った
だってここの水族館も入れて今イルカショーもあってすごい奇跡だから。
『はい!』
奈緒と僕は一緒に手を挙げた
そうして僕らはその場所まで行った
そこで職員さんと同じ服装になった
「『二人ともカップルでいらっしゃりましたよね?』」
「『はい!』」
「『では、行きましょう。』」
そう、職員さんがいい僕らはイルカショーの体験をした
「良、楽しかったね!」
「うん!楽しかったな。それにしても普段体験できないことをやったね」
「そうだね。なかなか体験できないよね」
そう雑談をしながら僕らはおみやげや残りの場所を見た
そうしてたくさん楽しんで、その水族館を出た
「楽しかったー!」
「うん!楽しかったね」
僕らは心が満喫の気分で次の場所に歩き出した
「良、お腹が減ったね。」
「うん。たくさん楽しんだからお腹がすいたね」
「なら、毎回カフェにしたけどお腹がすきすぎているから歩きながら食べれるところ探して食べ歩きしながら次の場所、いや時間的に最後の場所
海に行こう!」
「最後は海なのか?」
「海なの。まぁ楽しみにしていて、」
僕はなんで海なのかはわからなかったけどあまり考えず食べ歩きを楽しんだ
「やっと着いた!」
「うん。意外に遠いかったね。けどうまくいい時間に来れた。」
「良、見てこの時間に来たかった理由はこれなの。」
そう、奈緒が言って奈緒の指しているところを見た
そこには、水平線の夕日が出ていた
「きれい、」
そう言葉がこぼれた
「ねぇ、良。二日早かったね。」
「うん。なんというか時間の流れが早いな、」
僕らは少し沈黙が続いた
『あの』
二人の声がかぶった
「いや、奈緒が先にいっていいよ。」
「ありがとう。」
奈緒はあらたまってこちらを向いた
『良、二日楽しかったよ。まだこの先なにがおこるかわからない。
けど、こうして良と二人でまたこうやって楽しんで行きたい、一緒に共に生きていたい。だからあらためて』
『良、これからもずっと好きでいて、』
僕の答えは決まっている
『先に言われたな、奈緒こちらこそこれからも一緒にいて。僕は奈緒のことずっと大好きだから。』
『うん。私も』
僕らはあらためてキスをした
そのキスはいままでにない甘い甘いキスだった
「奈緒、一緒に帰ろうか。」
「うん!」
そうして僕達は手を繋ぎながら家に帰った。
今日のことを一生忘れないように


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