スカーレットの悪女
「実莉さん、大事な物を忘れてますよ。これ付けていくんだって俺に散々自慢してましたよね」
「あー!よかった忘れてた!さすが凛太郎、気が利くね」
支度が整って準備万端。
さて壱華に逢いにいこうと気合を入れたら、凛太郎が洗面所から姿を現した。
その手には今日付けていく予定だったブレスレットが握られている。
これは壱華が3年前の誕生日にくれたブレスレット。
水晶と赤いメノウとカーネリアンっていう天然石を使ったって言ってたな。
スカーレットを意識した色使いが好き。
赤って主張する色だけど、壱華が作ったブレスレットは上品で大人になっても使えそうなデザイン。
さすが私の自慢のお姉ちゃんだ。本当になんでもできるんだから。
私は笑顔でブレスレットを受け取り、ルンルンで壱華に会いに向かった。
「あー!よかった忘れてた!さすが凛太郎、気が利くね」
支度が整って準備万端。
さて壱華に逢いにいこうと気合を入れたら、凛太郎が洗面所から姿を現した。
その手には今日付けていく予定だったブレスレットが握られている。
これは壱華が3年前の誕生日にくれたブレスレット。
水晶と赤いメノウとカーネリアンっていう天然石を使ったって言ってたな。
スカーレットを意識した色使いが好き。
赤って主張する色だけど、壱華が作ったブレスレットは上品で大人になっても使えそうなデザイン。
さすが私の自慢のお姉ちゃんだ。本当になんでもできるんだから。
私は笑顔でブレスレットを受け取り、ルンルンで壱華に会いに向かった。