スカーレットの悪女
「りんにいちゃんはどこからきたの?」
「神奈川だよ、東京の隣」
「おとなりさんなんだね」
「うん、そんな感じ」
凛太郎は小さな子どもに慣れているのか、しゃがんで目線を合わせて会話をしていた。
かわいい×かわいいのコンビで絵になるな、と思ってこっそりスマホを構えたら、廊下の向かいから足音がしたから驚いて撮るのをやめた。
「なるほど、その子が神木の次男坊ですか」
振り返ると、そこには色気の権化・司水さんの姿が。
まさか司水さんが凛太郎に会いに来るなんて思ってなくて、さすがの私も動揺した。
「神奈川だよ、東京の隣」
「おとなりさんなんだね」
「うん、そんな感じ」
凛太郎は小さな子どもに慣れているのか、しゃがんで目線を合わせて会話をしていた。
かわいい×かわいいのコンビで絵になるな、と思ってこっそりスマホを構えたら、廊下の向かいから足音がしたから驚いて撮るのをやめた。
「なるほど、その子が神木の次男坊ですか」
振り返ると、そこには色気の権化・司水さんの姿が。
まさか司水さんが凛太郎に会いに来るなんて思ってなくて、さすがの私も動揺した。