スカーレットの悪女
参道を進み、拝殿まであと少し。
手前の鳥居をくぐって奥に進むと、パタパタと慌ただしい草履の音が近づいてきた。
「志勇様っ!」
「私もご一緒してよろしいですか~?」
なんか風上から甘ったるいバニラの香水の匂いとバラの香り近づいてきたなと思ったら、豪華な振袖に身を包んだ女が2人接近してきた。
どちらも清楚系だけど色気がない。
うん、志勇のタイプじゃないのは明確だ。
護衛の人が警戒しつつも接近を許したし、彼女たちの周りにも付き人らしき男がいるから、荒瀬の幹部の娘か孫だろうな。
ふむ、ここは原作通りか。
危害が及ぶ前に、壱華セコムとしても力を発揮する時が来たな。
手前の鳥居をくぐって奥に進むと、パタパタと慌ただしい草履の音が近づいてきた。
「志勇様っ!」
「私もご一緒してよろしいですか~?」
なんか風上から甘ったるいバニラの香水の匂いとバラの香り近づいてきたなと思ったら、豪華な振袖に身を包んだ女が2人接近してきた。
どちらも清楚系だけど色気がない。
うん、志勇のタイプじゃないのは明確だ。
護衛の人が警戒しつつも接近を許したし、彼女たちの周りにも付き人らしき男がいるから、荒瀬の幹部の娘か孫だろうな。
ふむ、ここは原作通りか。
危害が及ぶ前に、壱華セコムとしても力を発揮する時が来たな。