スカーレットの悪女
「あ?なんやこのチビ」
「大丈夫壱華!てかあんた誰!?」
壱華と謎の男の間に無理やり入り込んで両手を広げる。
小顔で首が長くて、身長は180㎝あるかないかくらいの20代前半と見られる男。
色白でまつ毛が長くて中世的な綺麗な顔立ちだったけど、この世界で顔が良い男はヤバい。
こやつはいったい何者だ!?
「人に名前を聞くときは自分が名乗らんかい。しかも割って入るな、俺はそこの女に話があんねん」
男は初対面なのになぜか壱華に対して怒ってるみたいで、関西弁で迫られて私はちょっと怖気ついた。
低すぎない色気のある声してるけど、そのベースに怒りの感情を乗せられると怖い。
「雅、俺のお気に入りは壱華ちゃうで」
「みやび……?」
すると、大希が部屋に入って男に声をかけた。
みやび……漢字で書くと「雅」かな。
初めて聞く名前だ。原作には登場しなかったはずだけど誰だろう。
もしかして、この人が大希のもうひとりのお気に入り!?
「大丈夫壱華!てかあんた誰!?」
壱華と謎の男の間に無理やり入り込んで両手を広げる。
小顔で首が長くて、身長は180㎝あるかないかくらいの20代前半と見られる男。
色白でまつ毛が長くて中世的な綺麗な顔立ちだったけど、この世界で顔が良い男はヤバい。
こやつはいったい何者だ!?
「人に名前を聞くときは自分が名乗らんかい。しかも割って入るな、俺はそこの女に話があんねん」
男は初対面なのになぜか壱華に対して怒ってるみたいで、関西弁で迫られて私はちょっと怖気ついた。
低すぎない色気のある声してるけど、そのベースに怒りの感情を乗せられると怖い。
「雅、俺のお気に入りは壱華ちゃうで」
「みやび……?」
すると、大希が部屋に入って男に声をかけた。
みやび……漢字で書くと「雅」かな。
初めて聞く名前だ。原作には登場しなかったはずだけど誰だろう。
もしかして、この人が大希のもうひとりのお気に入り!?