拗らせLOVERS
幼馴染
「陽和?どうしたのボーッとして」
親友の千尋が私の顔を覗き込んだ
「わっ!な、なんでもないよ」
「ナニナニ、またダーリンの事でも考えてた?」
冷やかすように千尋が笑った
「違うから!」
私は隣の千尋をジロリと睨んだ
「でもさ、あんた達本当仲いいよね」
「そんな事ないよ、碧斗なんかいつもあたしの事バカにしてるし」
「それは可愛くてついからかいたくなるってヤツでしょう」
「そうかな」
思わず顔がニヤける
「何、すぐ嬉しそうにする!」
「いや、だって千尋が嬉しい事言ってくれるから」
「何それ、碧斗大好きすぎだろ」
「ちょっと!千尋、声が大きい!みんなに聞こえちゃうでしょ!」
私は肘で千尋の脇腹を小突いた
「マヒィン作りに熱中してるから誰も気がつかないわよ」
今日は週に2回しかない部活の日
必ず何かの部活に入らなくてはいけない為、このクッキング部に入ったのだ
サッカー部のマネジャーも考えてはいたが、応募が20人を超えていた時点で諦めた
でも、美味しいお菓子も食べれるし作ったお菓子を碧斗にあげれるし、部活の日はサッカー部とほぼ帰る時間が一緒なので碧斗と一緒に帰れる確率が高かった
親友の千尋が私の顔を覗き込んだ
「わっ!な、なんでもないよ」
「ナニナニ、またダーリンの事でも考えてた?」
冷やかすように千尋が笑った
「違うから!」
私は隣の千尋をジロリと睨んだ
「でもさ、あんた達本当仲いいよね」
「そんな事ないよ、碧斗なんかいつもあたしの事バカにしてるし」
「それは可愛くてついからかいたくなるってヤツでしょう」
「そうかな」
思わず顔がニヤける
「何、すぐ嬉しそうにする!」
「いや、だって千尋が嬉しい事言ってくれるから」
「何それ、碧斗大好きすぎだろ」
「ちょっと!千尋、声が大きい!みんなに聞こえちゃうでしょ!」
私は肘で千尋の脇腹を小突いた
「マヒィン作りに熱中してるから誰も気がつかないわよ」
今日は週に2回しかない部活の日
必ず何かの部活に入らなくてはいけない為、このクッキング部に入ったのだ
サッカー部のマネジャーも考えてはいたが、応募が20人を超えていた時点で諦めた
でも、美味しいお菓子も食べれるし作ったお菓子を碧斗にあげれるし、部活の日はサッカー部とほぼ帰る時間が一緒なので碧斗と一緒に帰れる確率が高かった