拗らせLOVERS
碧斗もこちらに気づくと右手をあげた
「桐野くーん!まだ終わらないの?」
千尋が大きく両手を振って叫んだ
「片付けして終わり」
碧斗が仏頂面で答えた
「じゃあ、待ってるね~」
千尋がニコニコ笑いながら手を振った
「千尋、1年のマネジャーにめっちゃ睨まれてるよ」
私は小声で千尋に耳打ちした
「全然平気、あんな奴らに睨まれてもなんともないし!」
さすが千尋
「陽和も負けないでよ、あいつら桐野くん狙いなんだから」
千尋が1年のマネジャーを睨みながら私に耳打ちした
「はい…」
千尋みたいに綺麗でスタイル良くて頭も良かったら
もっと、自信もてるんだけどなあ
ん?
1年のマネジャーの後ろから美人でスタイルの良い女子がこちらに歩いてくる
「陽和ちゃん?だっけ…」
「あ、はい」
三年生のマネジャーの珠里先輩だ
「碧斗、今着替えてるからもう少し待ってね」
碧斗って 呼び捨て?
「はい…」
何故か迫力負けで小声で答えた
「何?あの余裕の女!」
千尋が珠里先輩を睨む
「しっ!千尋」
お願い!千尋
ここは穏便に済ませて!
そこへリュックを担いだ碧斗が現れた
「碧斗、カワイイ彼女お待ちかねよ」
珠里先輩が碧斗をからかうように笑った
「彼女じゃねーしっ!」
否定した!!
当たり前だけど…彼女じゃないんだから
でもそんなに嫌そうに否定しなくても
「照れるな、照れるな」
「珠里さん!マジで怒りますよ!」
碧斗が真っ赤な顔で否定した
え?何?
珠里先輩にそんなに誤解されたくないの?
「ごめんって、碧斗カワイイからついイジメたくなっちゃって」
「カワイイとかやめて下さい!」
「あ、そっか、格好いい!ごめん碧斗格好いいだった」
「今さら言われても嬉しくないっす」
何?
何、二人してイチャイチャしてんの?
碧斗、もしかして珠里先輩の事?
「千尋、行こう!」
私は千尋の腕を引っ張ると歩き出した
「あ、待てよ!」
碧斗は珠里先輩にペコリと頭を下げると
慌てて私達を追って来た
「桐野くーん!まだ終わらないの?」
千尋が大きく両手を振って叫んだ
「片付けして終わり」
碧斗が仏頂面で答えた
「じゃあ、待ってるね~」
千尋がニコニコ笑いながら手を振った
「千尋、1年のマネジャーにめっちゃ睨まれてるよ」
私は小声で千尋に耳打ちした
「全然平気、あんな奴らに睨まれてもなんともないし!」
さすが千尋
「陽和も負けないでよ、あいつら桐野くん狙いなんだから」
千尋が1年のマネジャーを睨みながら私に耳打ちした
「はい…」
千尋みたいに綺麗でスタイル良くて頭も良かったら
もっと、自信もてるんだけどなあ
ん?
1年のマネジャーの後ろから美人でスタイルの良い女子がこちらに歩いてくる
「陽和ちゃん?だっけ…」
「あ、はい」
三年生のマネジャーの珠里先輩だ
「碧斗、今着替えてるからもう少し待ってね」
碧斗って 呼び捨て?
「はい…」
何故か迫力負けで小声で答えた
「何?あの余裕の女!」
千尋が珠里先輩を睨む
「しっ!千尋」
お願い!千尋
ここは穏便に済ませて!
そこへリュックを担いだ碧斗が現れた
「碧斗、カワイイ彼女お待ちかねよ」
珠里先輩が碧斗をからかうように笑った
「彼女じゃねーしっ!」
否定した!!
当たり前だけど…彼女じゃないんだから
でもそんなに嫌そうに否定しなくても
「照れるな、照れるな」
「珠里さん!マジで怒りますよ!」
碧斗が真っ赤な顔で否定した
え?何?
珠里先輩にそんなに誤解されたくないの?
「ごめんって、碧斗カワイイからついイジメたくなっちゃって」
「カワイイとかやめて下さい!」
「あ、そっか、格好いい!ごめん碧斗格好いいだった」
「今さら言われても嬉しくないっす」
何?
何、二人してイチャイチャしてんの?
碧斗、もしかして珠里先輩の事?
「千尋、行こう!」
私は千尋の腕を引っ張ると歩き出した
「あ、待てよ!」
碧斗は珠里先輩にペコリと頭を下げると
慌てて私達を追って来た