拗らせLOVERS
ゲン担ぎに何時もサッカーの時につけているリストバンドを緊張しまくっている陽和に登校途中に渡した
「マジで?いいの?」
「ああ、かすだけだからな!やらねえぞ!」
「いや、貰わないよ!って言うかこれ、もともとアタシが誕プレであげた奴じゃん!」
「そう、お前からこれを貰ってつけてから、シュート成功率驚異の90%なんだよね」
「えー!凄くない?」
「呪いだな」
「いや、違うでしょ!愛でしょ!愛!」
「愛?」
陽和の顔が、みるみる真っ赤になっていった
「何?お前、俺の事愛しちゃってんの?」
「ち、違くて!そうじゃなくて!しょ、勝利の女神の愛だよ!」
焦りまくる陽和が可笑しくてつい誂ってしまう
「じゃあ、俺も愛を込めてお前にこれを…」
俺は陽和の手首にリストバンドをはめた
「愛…」
陽和が小さく呟く
「ん?」
「ううん!何でもない!あたし頑張るね!なんかシュートバシバシ止めれそう!」
「お前、本当単純だな」
「え?何か言った?」
「負けんなよって言ったの」
「うん!絶対に勝つ」
張り切ってリストバンドを見つめる陽和を俺は優しく見つめた
「マジで?いいの?」
「ああ、かすだけだからな!やらねえぞ!」
「いや、貰わないよ!って言うかこれ、もともとアタシが誕プレであげた奴じゃん!」
「そう、お前からこれを貰ってつけてから、シュート成功率驚異の90%なんだよね」
「えー!凄くない?」
「呪いだな」
「いや、違うでしょ!愛でしょ!愛!」
「愛?」
陽和の顔が、みるみる真っ赤になっていった
「何?お前、俺の事愛しちゃってんの?」
「ち、違くて!そうじゃなくて!しょ、勝利の女神の愛だよ!」
焦りまくる陽和が可笑しくてつい誂ってしまう
「じゃあ、俺も愛を込めてお前にこれを…」
俺は陽和の手首にリストバンドをはめた
「愛…」
陽和が小さく呟く
「ん?」
「ううん!何でもない!あたし頑張るね!なんかシュートバシバシ止めれそう!」
「お前、本当単純だな」
「え?何か言った?」
「負けんなよって言ったの」
「うん!絶対に勝つ」
張り切ってリストバンドを見つめる陽和を俺は優しく見つめた