拗らせLOVERS
ヤバかった!
マジでさっきはヤバかった!
何であんな事を口走ってしまったのか
怖い怖い怖い こわーい!!
「何だよ、すき焼き食いたいとか言って全然減ってねえじゃん」
隣で牛丼を食べながら碧斗が言った
本当はもっとおしゃれなお店でランチするはずだったのに〜
すき焼き定食を食べながら私は大きなため息をついた
でも、何とかごまかせたから良しとしよう
でも、あのまま告白していたら碧斗はどうしてたかな?
「好き…」
振り返った碧斗
めっちゃ驚いてたよな
「ゴメン、俺…陽和の事そんなふうに考えた事ない」
って言われてたかも!
怖い怖い怖い こわーい!
良かった、ごまかせて!
「さっきからひとりで何変顔してんだよ」
碧斗が私を覗き込んで言った
「えっと、何でもない!あ、碧斗お肉食べる?」
「何だよ、お前また食いきれないくせに頼んだのかよ」
「ゴメン、何かもうお腹いっぱいで」
「ったく、マジで子供だな」
「ゴメン」
碧斗は文句をいいながら、私の残したすき焼きをバクバク食べ始めた
「碧斗っていっぱい食べるのに細いよね~」
「お前はたいして食わないのにすぐ肉になるよな」
「あ!あ!それ言っちゃダメでしょ!」
「いや、言うだろう お前の為に」
「うわっ!碧斗そういうデリカシーない男 嫌われるよ」
「別に嫌われようが構わねえし」
「うわっ!ヤダね、モテる男は傲慢で」
「いいから黙って食え」
「いや、もうお腹いっぱい」
私は目の前のコップの水をひと口飲んだ
『別に嫌われようが構わねえし』
それって
私に嫌われても全然気にしないって事?
碧斗にとって
あたしって何?
私は隣の碧斗を見つめた
視線に気づいた碧斗が箸を止めた
「何?やっぱ食うとか?」
「いやいや、食わないし!どうぞ全部食べて下さい」
取りあえず、デートしている女の子としては扱われていないね
クラスのその他大勢の女子よりも女子として扱われていない
多分、サッカー部の仲良し男子と同じ位置だ
いつも、こんなに近くにいるのに
‘’彼女‘’になるには1番遠いなんてね
私は大きなため息をついた
マジでさっきはヤバかった!
何であんな事を口走ってしまったのか
怖い怖い怖い こわーい!!
「何だよ、すき焼き食いたいとか言って全然減ってねえじゃん」
隣で牛丼を食べながら碧斗が言った
本当はもっとおしゃれなお店でランチするはずだったのに〜
すき焼き定食を食べながら私は大きなため息をついた
でも、何とかごまかせたから良しとしよう
でも、あのまま告白していたら碧斗はどうしてたかな?
「好き…」
振り返った碧斗
めっちゃ驚いてたよな
「ゴメン、俺…陽和の事そんなふうに考えた事ない」
って言われてたかも!
怖い怖い怖い こわーい!
良かった、ごまかせて!
「さっきからひとりで何変顔してんだよ」
碧斗が私を覗き込んで言った
「えっと、何でもない!あ、碧斗お肉食べる?」
「何だよ、お前また食いきれないくせに頼んだのかよ」
「ゴメン、何かもうお腹いっぱいで」
「ったく、マジで子供だな」
「ゴメン」
碧斗は文句をいいながら、私の残したすき焼きをバクバク食べ始めた
「碧斗っていっぱい食べるのに細いよね~」
「お前はたいして食わないのにすぐ肉になるよな」
「あ!あ!それ言っちゃダメでしょ!」
「いや、言うだろう お前の為に」
「うわっ!碧斗そういうデリカシーない男 嫌われるよ」
「別に嫌われようが構わねえし」
「うわっ!ヤダね、モテる男は傲慢で」
「いいから黙って食え」
「いや、もうお腹いっぱい」
私は目の前のコップの水をひと口飲んだ
『別に嫌われようが構わねえし』
それって
私に嫌われても全然気にしないって事?
碧斗にとって
あたしって何?
私は隣の碧斗を見つめた
視線に気づいた碧斗が箸を止めた
「何?やっぱ食うとか?」
「いやいや、食わないし!どうぞ全部食べて下さい」
取りあえず、デートしている女の子としては扱われていないね
クラスのその他大勢の女子よりも女子として扱われていない
多分、サッカー部の仲良し男子と同じ位置だ
いつも、こんなに近くにいるのに
‘’彼女‘’になるには1番遠いなんてね
私は大きなため息をついた