リフレインが聴こえない
蒼くんたち三人が、わたしの家の前まで送ってくれた。
その道中、蒼くんは、美来ちゃんからファンクラブの三姉妹が絡んでいることを聞いて、わたしに謝った。
「ごめん。菜花ちゃんに、こんな形で迷惑をかけるとは思わなかったんだ」
「おにぃ、ちゃんと菜花ちゃんと付き合うのなら、もっと考えたほうがいいと思いまぁす」
美来ちゃんは、本当に怒ったような顔になってたたみかける。
「それに、さっきもおかしいと思うんですけれど! なんでわたしのほうに一番にくるのかな? 妹よりも、彼女のところにいくべきでしょ?」
「え? それは、だって、美来は大事な家族だし」
「いまのおにぃが一番大事なのは、付き合っている彼女だと思います!」
その道中、蒼くんは、美来ちゃんからファンクラブの三姉妹が絡んでいることを聞いて、わたしに謝った。
「ごめん。菜花ちゃんに、こんな形で迷惑をかけるとは思わなかったんだ」
「おにぃ、ちゃんと菜花ちゃんと付き合うのなら、もっと考えたほうがいいと思いまぁす」
美来ちゃんは、本当に怒ったような顔になってたたみかける。
「それに、さっきもおかしいと思うんですけれど! なんでわたしのほうに一番にくるのかな? 妹よりも、彼女のところにいくべきでしょ?」
「え? それは、だって、美来は大事な家族だし」
「いまのおにぃが一番大事なのは、付き合っている彼女だと思います!」