リフレインが聴こえない
美来ちゃんが、記憶をたどるように首をかしげる。
「図書部ってたしか、昼休みや放課後の図書の貸し出しが、メインの仕事だった気がする。そうかあ、菜花ちゃんは文科系なんだぁ。わたしはバスケ部。小学校のときからミニバスケ部に所属していたから、中学もバスケを選んだの」
そう言うと、美来ちゃんはニコッと笑みを浮かべる。
へえ~? バスケ部なんだ!
可憐で触れたら折れそうなイメージなのに、美来ちゃんは、意外にもスポーツ少女なのね。
美来ちゃんは、言葉を続けた。
「おにぃはテニス部。ファンクラブにきゃあきゃあ言われながら、楽しそうに練習しているのよ。瑛大は放送部だよね」
「そうなんだ。蒼くんはテニス部なのね。大神くんは放送部って。大神くん、しゃべるのが好きなの?」
「図書部ってたしか、昼休みや放課後の図書の貸し出しが、メインの仕事だった気がする。そうかあ、菜花ちゃんは文科系なんだぁ。わたしはバスケ部。小学校のときからミニバスケ部に所属していたから、中学もバスケを選んだの」
そう言うと、美来ちゃんはニコッと笑みを浮かべる。
へえ~? バスケ部なんだ!
可憐で触れたら折れそうなイメージなのに、美来ちゃんは、意外にもスポーツ少女なのね。
美来ちゃんは、言葉を続けた。
「おにぃはテニス部。ファンクラブにきゃあきゃあ言われながら、楽しそうに練習しているのよ。瑛大は放送部だよね」
「そうなんだ。蒼くんはテニス部なのね。大神くんは放送部って。大神くん、しゃべるのが好きなの?」