溺れる遺伝子
病院につくと、ヒナは担ぎ込まれ、ツバサは取り残された。

「保護者の方に連絡とっておいて!」

渡されたヒナの携帯電話。


…どうすればいいんだ…


…そうだ…とりあえず…あいつの妹とか弟とかに…。



「……もしもし」

「もしもし…あの、ツバサです。」

「え?お姉ちゃんじゃないの?」



「お姉ちゃんね…倒れたんだ…」



「……うそ!!!!?」
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