溺れる遺伝子
ヒナのそんな心理を見透かしたように、ツバサはヒナのあらわになった乳房をはさみで撫で始めた。


「…や…め…て……」

声になるかならないかぐらいの声でヒナは叫んだ。
かすれてふるえているのに甲高い声…。


「俺のものにしかならないようにしてやってもいいんだからな」

ひとしきり笑う翼。


裁ちバサミはヒナの乳頭を今にも切り落としてしまいそうな場所にあった。
< 162 / 250 >

この作品をシェア

pagetop