溺れる遺伝子
ヒナと、おっちゃんだった。


カラオケからホテルに移動しているところ。

ヒナの肩をおっちゃんが抱いている。
それを嫌がりもせず、されるがままのヒナ。


「……なんだ、ヒナはまだまだ足りなかったんだね。だから、こんなこと…」


ツバサが気味の悪い笑顔を瞬間見せるとヒナを押し倒した。

またいつもの「処理」がはじまる。
ろうそくの火は消されていない。


そしてそのろうそくの火から滴るしずくを…

ツバサは「虐待」に使った。
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