溺れる遺伝子
「ちょっと待ってて。…動いたらどうなるか、もうわかってるよな?」

「…は…い」

ツバサは何かをポケットに入れて戻ってきた。
…そしてまたヒナに覆いかぶさる。


「や…だ……」

また肛門に指が入ってきた。
なんだか冷たい。


しかし、それは指ではなかった。



「!?なにしたの!?」

「ん?」


ツバサは笑顔で、今差し込んだものをヒナに見せた。


『●●浣腸』


ヒナの血の気が引くと同時に、何かの波が強く押し寄せてきた。
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