少女の正体

琉生side

僕の家は仲の良い家族だった



小6になるまでは



小6になって母親が夜に出歩くようになった


ある日、母親が父親ではない男を連れて帰ってきた


そして、こう言った

母「お父さんとは、離婚したから安心して

これからはお母さんと新しいお父さんと一緒に暮らそう」

そして、僕が好きだった笑顔で笑った


だけど、僕はその笑顔が怖くなった


そして、その家を飛び出した

それから、その家に帰ることはなかった

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