幸せのかたち
「真生くん…。」
「俺一人で探すから、
めぐはリビングで待ってて。」
俺はそう言うと立ち上がり、
茉美の逃げたほうへ
歩き出した。
だけど、俺はまたその場に
しゃがみ込んでしまった。
「真生くん!」
「…っ…!…茉美…っ…
はぁ…はぁ…助けて…
はぁ…っく…!」
苦しい。
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