幸せのかたち
「…知らない?
茉美ちゃん、真生くんの病気の事
しっかり調べて勉強して…
すごく頑張ってる。
支えようと
必死になって、やってる。」
「…そうなんだ。」
(茉美…。)
「好きな人のために、
そこまでするなんて
私にはきっと出来ないよ。
だから、
すごいなって思った。」
俺は無我夢中で駆け出していた。
「あっ、走ると危ないよ!」
俺はめぐの制止を振り切り、
茉美の元へ走っていた。
< 130 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop