幸せのかたち
翌日、医師に電話して返事をした。
それから入院、そして移植手術。
麻酔が効いてきているので
眠くて仕方ない。
茉美が側にいる。
「…いよいよだね。
緊張してる?」
「少し…。」
「もう少しで、
健康になれるんだから、
あとちょっとだよ。」
「うん。…茉美。
俺が移植に成功して…
二年経ったら結婚できるから
結婚しよう。」
「…二年後かぁ。
まだまだ先のようで、
案外近い未来かも。
いいよ。
真生が旦那様だったら、
あたし毎日幸せかもしれない。」
茉美が笑ってくれた。
これが終わったら、この笑顔も
全部俺のものになるんだ、
と思うと嬉しくて、
早く済ませたいと思った。
それにしても眠い。
そこへ看護師が来て、
俺を手術室まで
運んだぐらいから記憶が無い。
それから入院、そして移植手術。
麻酔が効いてきているので
眠くて仕方ない。
茉美が側にいる。
「…いよいよだね。
緊張してる?」
「少し…。」
「もう少しで、
健康になれるんだから、
あとちょっとだよ。」
「うん。…茉美。
俺が移植に成功して…
二年経ったら結婚できるから
結婚しよう。」
「…二年後かぁ。
まだまだ先のようで、
案外近い未来かも。
いいよ。
真生が旦那様だったら、
あたし毎日幸せかもしれない。」
茉美が笑ってくれた。
これが終わったら、この笑顔も
全部俺のものになるんだ、
と思うと嬉しくて、
早く済ませたいと思った。
それにしても眠い。
そこへ看護師が来て、
俺を手術室まで
運んだぐらいから記憶が無い。